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かりかちゅあ カリカチュア
人物または擬人化された動植物を題材にして、滑稽、ユーモア、諷刺などの効果をねらった絵。ペンや絵筆による略画か、版画やイラストレーションなどの形式をとり、外観の特徴を誇張あるいは歪曲して描き、説明の寸言が付される場合もある。戯画、諷刺画、漫画などと実際には重複し、区別しがたい。イタリア語で「重荷を負わせる」とか「誇張する」を意味するカリカーレに由来し、16世紀末カルラッチー家によって描かれた素描風の一種異様な人物画をカリカトゥーラと呼んだことにはじまる。のちに政治家や権威を諷刺したり揶揄する手段として一般化され、19世紀に入ると政治的緊張の高まったフランスでとくに隆盛をきわめ、専門の絵入り雑誌を舞台にカヴァルニやドーミエなどの名手が活躍した。現在ではその概念は歴史的制約をはなれて、古代や中世、また西欧圏以外の絵画にも適用されている。
カテゴリー:美術用語
鏑木清方とは?【 作家名 】 1878年東京都神田に生まれる。1972年鎌倉市で没する。本名は健一。明治時代の戯作者条野採菊の子として生れ、13歳で水野年方に師事、挿絵画家として明治風俗を情緒ゆたかに描いた。富岡永洗(1864−1905)や梶田半古の影響も受け、日本美術院や烏合会などで認められたが、文展開設以後は官展に出品した。金鈴社を結成、官展に新風をもたらした。帝展審査員、帝国美術院会員、帝国芸術院会員、帝室技芸員となり、昭和29年(1954年)には文化勲章を受けた。明治の面影に限りない郷愁をよせ、文学的教養と都会的感覚によって、清新な芸術味ある風俗画を遺した。代表作は『筑地明石町』(1927)。文筆にも長じ、自叙伝『こしかたの記』(1961)、随筆集『続こしかたの記』(1967)などがある。 |
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