ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


リュクサンブール公園



リュス



リュック



リュート奏者



良寛



料治朝鳴



リルケ『マルテの手記』より:一行の詩のためには/・・・



リンディッヒ



リンドナー



「輪舞」−歌曲の夕べのためのプログラム冊子



リートフェルト



ル・マンシュ・ダン・ラ・マンシュ または 打ち手なき槌



ルイス



ルイズ・ニーヴェルソンの肖像



ルイ・パスカルの後ろ姿



ルイ15世様式の子供用肘掛け椅子



ルオー



「ルキアノスの遊女(ヘタイラ)の対話」



ルクレツィア



ルックス


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かりぐらふぃ

カリグラフィ


語源的には「美しく書く」という意味で、東洋でいう書にあたる。物さし、コンパス、定規などの補助手段を用いた「レタリング」と異なり、手書きであること本質とする。元来は紙や布に筆やペンで書くことで、碑などにのみで刻んで書くエピグラフィと区別されるが、碑文なども美しく書かれたものはカリグラフィに含められる。中国と日本において特に高度に発展し、書の線画が読解を離れて鑑賞されるに至り、独立した芸術ジャンルを形成する。またイスラム圏でも重視され、コーランの写本やミニアテュールに用いられている。ミロクレーポロックなど近代絵画のノン・フィギュラティーフ(非具象)の作家たちはカリグラフィーを作品に応用し、画面に漢字まがいの形象を散在させている例がある。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006