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ぐらでーしょん

グラデーション

グラデーションとは、段階を追って変化してゆくことを指し、一般には「色彩・色調のぼかし、濃淡度、色調の段階」として用いられている。美術においては、主として写真や絵画において、明暗や濃淡などの色調、あるいは色彩が、漸次変化してゆくことに伴う、何らかの表現効果を期待して用いられる。例えば、荒川修作の『無の線もしくはトポロジカルな水浴』という作品の中で用いられているグラデーションは、まさに題に示されたような空間の位相的性質との取り組みにおいて必要とされている。あるいは、空間のみならず、時間の推移や事件の経過などの表現においても有効な場合も多い。また、リズムを刻んだり、ある調べを表現したり、視覚以外の感覚に訴えることを意識したときにも効果的といえる。


カテゴリー:美術用語
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象徴主義とは?【 美術用語 】

サンボリスム。1880年代の後半にフランスでおこった反写実主義的な運動。はじめは、詩人モレアスの「象徴主義宣言」によって明確にされているが、マラルメ、ランボー、ヴェルレーヌらを中心とした、詩語の音楽性を重視し、語音の響きによって内的生命や特別の観念を象徴させようとする文芸上の運動から始った。美術上の象徴主義は、これらの詩人たちの影影のもとに遅れて現われた、反写実主義的な傾向を指すが、文芸の場合ほど明確な主張や運動ではなかった。直接的には、批評家オーリエの論評「絵画における象徴主義」(1891)で「芸術作品の必須条件は、1理念的であること、2象徴的であること。3総合的であること。4主観的であること。5(以上の帰結として)装飾的であること。」と宣言されており、ゴーガンを中心としたポン=タヴァン派や、ドニを理論家としたナビ派を指す。後に象徴主義に対する見解は広まり、神秘的な主題を扱い、宗教的・詩的な観念の表現を試みた世紀末の作品も含まれ、ルドン、モロー、クリムトらが代表的作家とされる。

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象徴主義

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  悪の泉−『エスタンプ・オリジナル』誌第6号より

  象徴主義

  ジ・エイト

  水浴する人

  総合主議

  クレマンティーヌ=エレーヌ・デュフォー

  ドビュッシーの「祝福された娘」の内表紙のためのデザイン

  ホセ・クレメンテ・オロスコ

  ポン・タヴェン派


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徳島県立近代美術館2006