ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


竹久夢二



武山まどか



多色による4つのマリリン



黄昏



佇む小妖魔



多田藍香



立葵



立木泉



立石春美



建畠覚造



建畠大夢



立山遠望



立脇泰山



田名網敬一



田中善之助



田中岑



田中稔之



田中昇



田中保



田中蘭谷


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●もくじのさくいん

    

    

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くらふと

クラフト


クラフトのもともとの意味は「技術」で、その後、技の巧みさから生み出される手工芸品、あるいは工芸や民芸といったものを指すようになった。西洋では、近代の産業革命以降、機械による大量の製品が生産されたもののその品質は粗悪で、雑なものであった。そこで、伝統の技を身につけた人の手によって生み出される、良質の工芸品が見直されるようになった。ウィリアム・モリスを中心とするアーツ・アンド・クラフツ運動は、この時期に起こったもので、日常生活で用いられる調度品などに、手仕事のよさを活かした様々な手工芸品が提供されるようになった。とりわけ、北欧のクラフトは質もよく、美しいデザインで、第二次世界大戦後のグッドデザインの運動に大きな影響を与え、使用の便を考慮したうえに、なおかつ見た目に美しい量産製品を数多く生み出す手本となった。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006