1910年にイギリスの美術批評家ロ
ジャー・フライによって組織され、
ロンドンのグラフトン・ギャラリーで開催された「
マネと
後期印象派展」に由来する語で、
セザンヌ、
ゴッホ、ゴーガンの3人を指すものである。
印象派や新
印象派とは異なる大画家で、後世に多大な影響を及ぼした者という意味内容で、特定の美術運動を指すものではない。しかし、近年ではアメリカの美術史家ジョン・リウォルドが、新
印象派や
ルドンを含めて、おもにアンデパンダン系統の画家たちを総括する用語としてこれを使用したりもしている。