ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


砂上の花



佐竹徳(徳次郎)



サダス



薩摩千代



佐藤敬



佐藤光華



佐藤省三郎



佐藤忠良



佐藤朝山



里見勝蔵



里見宗次



『サド侯爵の作品』 ギヨーム・アポリネール編



佐野一星



サノワの赤いカフェ



サノワの通り



サノワの通り



Summer Shower Show



皿のデザイン(鴨)







サルタンの妃[カルル・ヴァン・ローの原画による]


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こんせぷちゅある・あーと

コンセプチュアル・アート


概念芸術。マルセル・デュシヤンにその源を発し、1961年にアメリカの美術家ヘンリー・フリントが「コンセプト・アート」という言葉を用い、1967年に同じくアメリカの美術家ソル・ルウィットが「概念芸術論」を著わし一般化した用語。狭義には、言語による記述、写真や図表による表示など、1960年代末のイリュージョンを最小限にしようとしたミニマル・アート以後の現代美術のひとつの傾向を示す言葉である。ここではコンセプチュアルとは、作品の物質的、視覚的側面に対して、観念的な面の強調を示しており、観念芸術(IDEA ART)と呼ばれたこともある。また、ここで問題とされているのは、なによりも芸術の概念(コンセプト)についてであるという意味においては、アメリカのジョセフ・コススやイギリスのアート・ランゲージに見られるような、芸術の概念そのものにかかわる芸術、芸術の芸術による定義の試みともいえる。日本の作家としては、河原温(かわら・おん)がよく知られている。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006