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さいけでりっく・あーと サイケデリック・アート
サイケデリックというのは、幻覚剤を服用したときに起きる心理的な恍惚状態のことを指し、この幻覚的な陶酔状態を音楽や美術、服飾などによって表現したものをサイケデリック・アートという。よってサイケ調芸術、幻覚芸術ともいわれ、幻覚症状を引き起こす麻薬の一種であるリゼルギン酸ジエチルアミド(LSD)の名からLSDアートといわれることもある。このサイケデリック・アートは、1960年代の半ばに、ニューヨークに発し、若い世代を中心として世界的に一時的流行をみた。これは同じ時代のヒッピー文化と重なって、社会問題にまでなり注目された。常態では到達できない幻覚状態の体験をもとに、幻視や幻聴などの感覚を活かした、陶酔的な表現が特色となっており、デザインや絵画のみならず、キネティック・アートやライト・アート、写真、映像などにその特色を見出すことができる。感覚の追体験をねらったような作品も多くつくられた。
カテゴリー:美術用語
シュミットとは?【 作家名 】 1908年、マウルブルクに生まれる。バーゼルエ芸学校とカールスルーエ州立美術学校に学ぶ。1929年、デッサウ・バウハウスに冬学期入学。1930年、バウハウスを去る。ドレスデンの国際衛生展示会に参加。1945年、レーラッハで工芸専門学校の教職に就く。(「バウハウス展−ガラスのユートピア」図録 2000年) |
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