ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


竹久夢二



武山まどか



多色による4つのマリリン



黄昏



佇む小妖魔



多田藍香



立葵



立木泉



立石春美



建畠覚造



建畠大夢



立山遠望



立脇泰山



田名網敬一



田中善之助



田中岑



田中稔之



田中昇



田中保



田中蘭谷


<前 (90/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


しぜんしゅぎ

自然主義

自然対象を様式化したり、観念的な表現を行うのでなく、見えるがままに忠実に再現しようとする芸術制作の態度。自然主義は、自然に価値の原理を置き自然の理想化と相反しないところから写実主義の範疇に入るが、それと同時に、理想化を否定する狭い意味での写実主義とは矛盾する性質を持つ。この用語が特定の流派に結びつけられて初めて用いられたのは、17世紀イタリアのマンフレーディ、ホセー・デ・リベーラなどカラヴァッジオの後継者を指して呼んだ時だが、一般的には、19世紀後半にクールベの影影下に現れた写実主義の新しい傾向を指す。批評家カスタニャリが、1860年代から70年代のサロンに出品されたルパージュやベローの都市の新しい風俗を描いた作品や、マネによるパリの観楽街の描写などを自然主義と呼んだ。これはゾラが、自然科学の実験的方法を取り入れ、個人的感情を排して現実世界の観察を徹底させる文芸の方法を自然主義と呼んだことに対応する。


カテゴリー:美術用語
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ワーグマンとは?【 作家名 】

ロンドンに生まれる。1857年アロー号事件で中国に渡り『イラストレイテッド・ロンドン・ニューズ』の特派員として広東、香港、マニラをまわる。1860年北京に従軍して、のち帰英。1861年ふたたび中国におもむいて来日。横浜に住み、1862年『ジャパン・パンチ』創刊。おもに風俗画を制作する。門下に五姓田義松高橋由一小林清親などが集まるが、1887年帰英。翌年ロンドンで展覧会を開いたのちふたたび来日した。(「みづゑのあけぼの 三宅克己を中心として」図録 1991年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ワーグマン

キーワードを含む記事
7件見つかりました。

  川端玉章

  小林清親

  五姓田義松

  二世五姓田芳柳

  高橋由一

  チャールズ・ワーグマン

  C.A.ワーグマン


<前   次>

徳島県立近代美術館2006