ぐるぐるアートワード
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砂上の花



佐竹徳(徳次郎)



サダス



薩摩千代



佐藤敬



佐藤光華



佐藤省三郎



佐藤忠良



佐藤朝山



里見勝蔵



里見宗次



『サド侯爵の作品』 ギヨーム・アポリネール編



佐野一星



サノワの赤いカフェ



サノワの通り



サノワの通り



Summer Shower Show



皿のデザイン(鴨)







サルタンの妃[カルル・ヴァン・ローの原画による]


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 作家(1701)

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しゅがー・あくあちんと

シュガー・アクアチント

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内の一つ。銅板に砂糖とアラビアゴムの混合溶液で描画し、その上にグラウンド(防蝕剤)をひき、湯にひたすと描画部のみグラウンドが持ち上げられ銅板を露出する。後はアクアチントの工程に同じ。アクアチントでは描画されなかった部分を腐蝕させるのに対して、この技法では描画した通りに腐蝕させて、アクアチントの階調を活用できる。筆などで自由に描画できるので、筆勢を出せるし幅広いタッチを表現できることが最大の特徴である。18世紀にイギリスのゲインズバラが創案したとされる。20世紀に入いると、ピカソミロルオー等、極めて多用されている。ところでこの技法は、描いた部分のグラウンドがはがされて腐蝕されるという点で、ニードルではなく筆によるエッチングとも言える。砂糖がグラウンドを「持ち上げる(リフト)」ことから、別名リフト・グラウンド・エッチングと呼ばれるのはそのためである。


カテゴリー:美術用語
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バールとは?【 作家名 】

自然主義から表現主義の潮流の中で、この時代の最も重要な喜劇作家のうちの一人であり、印象主義の理論家であり、「ユンク・ウィーン」の代弁者でもあった。1909年に、アンナ・バール=ミルデンブルグ(ソプラノ歌手)と結婚。ウィーン、チェルノヴィッツ、ベルリンで学ぶ。ベルリンにてアーノルド・ホルツと親しくなる。1890年、ベルリン「自由劇場」誌に参加、1894年からはフリーの文筆家となる。また、リベラルな週刊誌「ディ・ツァイト」の発行人となる。1906年〜1907年、ベルリンのマックス・ラインハルトのところで演出家となり、1912年から1918年までザルツブルグで暮らす。1918年、ウィーン、ブルグ劇場の最初の劇作家となり、1922年、ミュンヒェンに赴く。彼の綱領的な随筆は、部分的には新しい様式の流れへと導くものであった。作家として彼は1900年前後の多くの文学的な潮流と取り組み、それらの提案者であり後援者として活躍した。彼の作品はオーストリア精神史の非常に貴重な記録である。

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徳島県立近代美術館2006