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しゅがー・あくあちんと

シュガー・アクアチント

版画技法。銅版画は、凹版を製版する技法によって直刻法と酸腐蝕法に大別できるが、これは後者の内の一つ。銅板に砂糖とアラビアゴムの混合溶液で描画し、その上にグラウンド(防蝕剤)をひき、湯にひたすと描画部のみグラウンドが持ち上げられ銅板を露出する。後はアクアチントの工程に同じ。アクアチントでは描画されなかった部分を腐蝕させるのに対して、この技法では描画した通りに腐蝕させて、アクアチントの階調を活用できる。筆などで自由に描画できるので、筆勢を出せるし幅広いタッチを表現できることが最大の特徴である。18世紀にイギリスのゲインズバラが創案したとされる。20世紀に入いると、ピカソミロルオー等、極めて多用されている。ところでこの技法は、描いた部分のグラウンドがはがされて腐蝕されるという点で、ニードルではなく筆によるエッチングとも言える。砂糖がグラウンドを「持ち上げる(リフト)」ことから、別名リフト・グラウンド・エッチングと呼ばれるのはそのためである。


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ギョーマンとは?【 作家名 】

1841年フランスに生まれる。1927年没する。昼間は鉄道会社で働きながら絵を学び、1864年に通い始めたアカデミー・シュイスで、ピサロセザンヌと出会う。1897年から86年まで、計8回行われた印象派展にもたびたび出品し、1884年に設立されたアンデパンダン展にも出品している。大胆な色彩の使用が特徴であり、後のフォーヴィスムの先駆と見なされている。

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