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しらかばは 白樺派
明治・大正期の日本文学の一派、あるいは雑誌『白樺』に参加して活躍した文学者、美術家の総称。『白樺』は学習院の同窓生である武者小路実篤、志賀直哉、里見淳、児島喜久雄、柳宗悦らの3つの文学グループが合併し、有馬武郎、有馬生馬らが合流して、1910年4月創刊、自我の尊重を主張して文学界に新風を送り込んだ。この雑誌は文学雑誌であるが毎号ルネッサンスから後期印象派にいたる広範な美術作品の図版を掲載し、数次にわたる美術展覧会を開催するなどヨーロッパ美術の紹介に力を注いだ。特に後期印象派の日本への移植は『白樺』の精力的な紹介をぬきにしては考えられず、やがてフュウザン会をはじめとする新しい絵画を生みだした。1923年関東大震災を契機に廃刊した。
カテゴリー:美術用語
アクション・ペインティングとは?【 美術用語 】 おもにニューヨークを中心に、第二次世界大戦後に起った抽象絵画の傾向。アメリカの批評家、ハロルド・ローゼンバーグの著作「アメリカのアクションペインターたち」にちなんだ呼称。1950年代の抽象表現主義の画家たちの総称として用いられるが、ドリッピングの技法を採用した1947年以降のポロックを念頭においたものだった。ローゼンバーグが“自己超越”と定義したように、完成品としての絵だけでなく、それをつくり出した過程、すなわちそれを描いていた時の芸術家の行為自体に重要性を与えることによって、ヨーロッパ風の自己表現の秩序と調和のある小宇宙を超えようとする。ポロック、デクーニングなどが代表的な作家とみなされる。 |
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