ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


「花嫁の花冠」



花をもつ婦人



花を持てる聖者



葉の装飾模様の中の鳥



母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]



幅広の背負い紐



ハプニング



濱晶雲



濱田観



浜田知明



ハミルトン



林雲谿



林鼓浪



林重義



林倭衛



林司馬



林武



林正明



速水御舟



速水史朗


<前 (118/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


すみかわ きいち

澄川喜一

1931年島根県に生まれる。1956年東京芸術大学彫刻科卒業、58年同専攻科修了、新制作協会展で新作家賞受賞。1968年第1回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で宇部市野外美術館賞受賞、69年第1回現代国際彫刻展でコンクール賞受賞。1979年第8回現代日本彫刻展で宇部市野外美術館賞受賞、第8回平櫛田中賞受賞、第7回長野市野外彫刻賞受賞。1980年第11回中原悌二郎賞優秀賞受賞、第7回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で神戸須磨離宮公園賞受賞。1981年第9回現代日本彫刻展で毎日新聞社賞受賞、83年東京現代彫刻展で優秀賞受賞、84年小山市彫刻展で大賞受賞。澄川は「そりのあるかたち」をシリーズで制作している。木や刀や弓などの「そり」に着目して、それらをさまざまな素材によって表現しようと試みている。澄川が「そり」に興味をもったのは、大学に入って本格的に彫刻に取り組んでいくなかで、塑像から木彫に惹かれていったことと無関係ではないだろう。木そのものの持つ美しさから、有機的な木のフォルムを模索し、その内部に蓄えられたエネルギーを「そり」として捉え、芽ぶかせることが仕事ででもあるかのようだ。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ドラートルとは?【 作家名 】

版画家で出版業者の父、オーギュスト・ドラートルの息子として生まれた彼は、当時の最も優れたグラフィック・アーティストたちの仕事ぶりを見ながら、家業をおぼえていった。彼は自分が住み、仕事をしていたモンマルトルという場所の土地柄と活気を好み、版画の制作に活かしている。1890年頃、日本の多色刷版画に刺激されて、多色刷エッチングを試みはじめた。ドラートルはとりわけマクシム・モーフラリヒャルト・ランフトスタンランらにエッチングを教え、19世紀末に数多くのオリジナル版画を印刷した。1896年、S・ビングのギャラリー「アール・ヌーヴォー」に13点の版画を出品したが、おそらく彼の日本美術コレクションはビングを通じて作り上げられたものと思われる。1899年、多色刷版画協会の一員となり、その年次展に出品された版画の多くを印刷した。(P.F.)(「世紀末から 西洋の中の日本「ジャポニスム展」図録)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ドラートル

キーワードを含む記事
9件見つかりました。

  カフェ・コンセールにて

  コンポートのある静物

  マリー・ゴーティエ(マリー・アントニー)

  扇面画

  ウジェーヌ・ドラートル

  版画集〈エルサレムの攻略〉2.頭蓋骨のある静物

  ジェイムズ・アポット・マクニール・ホイッスラー

  ジャン=フランソワ・ミレー

  リヒャルト・ランフト


<前   次>

徳島県立近代美術館2006