ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アートワードの使い方



子供と伯母



アイ・キャンディ



アイアマン



靉嘔



愛するアウグスティン



愛の虹:ニューメキシコの山の牧場



靉光



アウト



アウトサイダー・アート



アウドゥ



アウヒェンターラー



アヴィアド



アヴェド



アヴェドン



青騎士



青白い山椒魚



蒼空のある自画像



青柳



赤いシャツの3人


<前 (1/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


そうごうしゅぎ

総合主議

19世紀末のフランスの絵画運動・様式のひとつ。総合主義という用語は、すでに1870年代半ば頃に印象派の一面を表すために用いられていたらしいが、美術史上の用語としては、1886年以降ブルターニュのポンタヴェンでゴーガンやベルナールによって展開された手法と理論。印象主義的な手法の解体的、分析的な傾向に対する反動としての総合、主観と客観の総合を目指した。象徴主義的な主題の選択、形態を平坦な色面でとらえ太い輪郭線で囲み単純化して表現するクロワゾニスムの方法を主体としている。線や色の説明的要素をとり除き、感情を画面に直接投入することにより表現力が高められると考えられた。1889年にパリ万国博覧会場内のカフェ・ヴォルピーニでゴーガンらが「印象主義および総合主義」の展覧会を開催したのが最初の運動であり、1891年には総合主義者のグループが結成された。日本の浮世絵版画、ブルターニュの土俗芸術などの影響がこの主張の根拠となったと考えられる。


カテゴリー:美術用語
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ルノワールとは?【 作家名 】

1841年フランスに生まれる。1862年エコール・デ・ボザールに入学し、ここでモネシスレーらと知り合う。ドラクロワクールベの影響を受けた制作を経て、1869年からモネ印象派の技法を試みる。1874年第1回印象派展に「桟敷席」他7点を、76年第3回印象派展には「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を出品する。1880年代にはアングルやラファエロに影響され、明確なデッサンと寒色を基調とした作風の時代に移行する。1890年ごろより、もとの作風に戻り、裸婦や肖像を主として制作。豊満で量感に富む独特の画境を開く。1903年から彫刻も手掛ける。1906年よりカーニュに居を定め、1919年に同地で没した。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ルノワール

キーワードを含む記事
12件見つかりました。

  印象主義

  シュザンヌ・ヴァラドン

  クロード・ルノワール(ココ)

  アルフレッド・シスレー

  ポール・シニャック

  座る浴女

  土田麦僊

  マルト・ベラールの肖像

  右脚を拭く浴女

  麦束をもつ少女

  ムーラン・ド・ラ・ギャレット

  ピエール=オーギュスト・ルノワール


<前   次>

徳島県立近代美術館2006