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そうごうしゅぎ 総合主議
19世紀末のフランスの絵画運動・様式のひとつ。総合主義という用語は、すでに1870年代半ば頃に印象派の一面を表すために用いられていたらしいが、美術史上の用語としては、1886年以降ブルターニュのポンタヴェンでゴーガンやベルナールによって展開された手法と理論。印象主義的な手法の解体的、分析的な傾向に対する反動としての総合、主観と客観の総合を目指した。象徴主義的な主題の選択、形態を平坦な色面でとらえ太い輪郭線で囲み単純化して表現するクロワゾニスムの方法を主体としている。線や色の説明的要素をとり除き、感情を画面に直接投入することにより表現力が高められると考えられた。1889年にパリ万国博覧会場内のカフェ・ヴォルピーニでゴーガンらが「印象主義および総合主義」の展覧会を開催したのが最初の運動であり、1891年には総合主義者のグループが結成された。日本の浮世絵版画、ブルターニュの土俗芸術などの影響がこの主張の根拠となったと考えられる。
カテゴリー:美術用語
表現主義とは?【 美術用語 】 20世紀の初頭にドイツでおこった芸術運動。印象主義への反動と考えられる。つまり作品は自然が人間に入ってくる印象(impression)ではなく、人間の精神的なものの外への表現(expression)である、という考え方に立っている。1905年にドレスデンで「ブリュッケ(橋)」というグループが結成された。キルヒナー、シュミット=ロットルフなどの他、ノルデも短期間参加した。原色を多用した激しい色の対比や、線そのものの表現力を生かしたその画面は、抑制に反抗する。創造への衝動をあらわしている。1911年にはキュビズムをとり入れた表現主義的な活動をしたグループ「ブラウエ・ライター(青騎士)」が結成された。短期間の活動ではあったが、マルク,カンディンスキー,クレーらを輩出した。そして第一次世界大戦後は、これらの画家たちはそれぞれ独自の活動を展開していく。なお、フランスにおける表現主義的な活動は、フォーヴィズムと呼ばれ、日本の近代絵画にも影響を与えた。 |
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