ぐるぐるアートワード
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〈夕の梨畑〉〈夕の原〉〈夕の景〉



「郵便貯金局25周年」記念文集



郵便物集配車型2人用乳母車



雄風



■芳園







ゆきぞら



雪に埋もれたデプリンクの別荘



雪の白とバラの紅



雪のブール=ラ=レーヌ通り



雪のベッシーヌ・ス・ガンタンプの教会



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のムーラン・ド・ラ・ギャレット



雪のラパン・アジル



雪道の三人の女



雪山



湯気を立てる薬罐をのせたテーブル



ユゼフ・ヴィルコン



湯田玉水


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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そぼくがか

素朴画家


アカデミックな理論や技術と無縁で、伝統からの自由が最も意味深い特徴をなしている画家。ドイツ人の批評家ヴィルヘルム・ウーデによって1908年から14年にかけて、アンリ・ルソーを認めることから、近代絵画における独特の一領域として初めて「素朴絵画」の概念がたてられた。まったく独学でしかもおおむね非職業的な画家たちによる一群の作品は、自然発生的な率直さ、素人くさい様式化やデフォルマシオンを共通の特徴としている。素朴画家は、気品、作品ともに極度に多様であり、主題の点でも互いに隔っているが、多くの場合、主題が高度に個人的であり、自分がなじんでいる日常周辺の場面や出来事を克明に叙述しようとしている。実際にそう見えなくても、彼らがそうであると知っている姿で個々の物事を描き出そうとしており、各人自己流の方法で距離や奥行が表されたり、心理的興味によって事物の大小を決定する、いわゆる心理的遠近法が用いられたりする。代表的な作家に、セラフィーヌ、ボーシャン、ボンボワ、ヴォリスなどがいる。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006