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たいぽぐらふぃ

タイポグラフィ

活版印刷術のこと。正しくは可動式(組み替えや移動のできる)活字による印刷術のことをいう。活版印刷術以前には木版による印刷が行われていたが、可動式活字による印刷が、いつ、どこで、誰によって最初に発明されたのか、正確なところはわかっていない。発明者については、ヨハン・グーテンベルクや、ラウレンス・ヤンソーン・コステルなどとする説がある。時期については、1440〜50年頃にはこの技術が確立されていたようである。タイポグラフィは、活字レイアウトなどの印刷の体裁、すなわち、活字書体の配列、文字または活版的記号を中心とした二次元的表現を称することもある。さらに、写真をも加えた構成的なグラフィックデザイン全体を指し、一般のデザインと同義語のように用いられることもある。大局的には、西洋の伝統的な様式をいまも継承しているが、バウハウスを中核とする近代タイポグラフィは、構成主義的な創作によって旧態を打破し、漸次、機能的な表現を行って、デザインの一分野となっている。


カテゴリー:美術用語
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ガボとは?【 作家名 】

1890年、ロシア、ブリアンスクに生まれる。本名ナウム・ネーミャ・ペヴスナー。アントワーヌ・ペヴスナーは兄。1910年、ミュンヘン大学の医学生となるが、12年に工学に転向する。また、ヴェルフリンの美術史の講義を聴く。1913年から14年にかけて、パリにいる兄ペヴスナーを訪ね、アーチペンコ、グレーズなどキュビストと知り合う。1914年頃から制作を始めるが、同年に第一次世界大戦が勃発し、ドイツとロシアが敵国となったため、ミュンヘンからコペンハーゲンに移り、その後オスロに移り、大戦中は兄とそこで過ごす。この時期に、兄を通じてロシアの構成主義を知り、キュビスム風の具象的な作品から、幾何学的な構成へと変化する。1917年、兄と共にロシア革命後のソヴィエトに戻り、モスクワでタトリン、マレヴィッチ、カンディンスキーらと交流するが、しだいにタトリンらの有用性を重視した芸術観との間の意見の相違を見る。1920年ペヴスナーと「リアリズム宣言」を出す。1923年にはベルリンに移り、ナチスによるアトリエ襲撃のあった32年までそこで住み、バウハウス関係者らと交流する。1946年、アメリカに渡り、制作を続けた。(「亡命者の奇跡 アメリカに渡った芸術家たち」図録 1993年)

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  キネティック・アート

  構成主義

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