ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


大原風景



大庭學僊



大葉子



大村広陽



大森運夫



大藪雅孝



大山忠作



オオルソンウネ



岡鹿之助



おかしな家族



岡上りう



岡部昌生



岡村桂三郎



岡本秋暉



岡本信治郎



岡本神草



岡本太郎



岡本唐貴



尾形月耕



オガロ(マリユスロシヨン)


<前 (25/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


おだ じょう

小田襄

1936年東京に生まれる。2004年没。1960年東京芸術大学彫刻科卒業、新制作展で新作家賞受賞、62年同校彫刻専攻科修了。1963年第1回全日本野外彫刻コンクール展で宇部市野外彫刻美術館賞受賞。1965年第1回現代日本彫刻展で宇部市野外彫刻美術館賞受賞。以後も毎日新聞社賞や須磨離宮公園賞を受賞。1974年第4回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で神戸公園協会賞受賞。以後も国立国際美術館賞、朝日新聞社賞を受賞。1975年長野市野外彫刻賞受賞、77年第8回中原悌二郎賞優秀賞受賞。1979年第1回ヘンリー・ムーア大賞優秀賞受賞、84年第9回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で大賞受賞。小田の作品は、ステンレス・スチールなどを素材にした幾何学的な形態の構成を指向している。つややかな表面の仕上げと純粋な幾何学形態への造形意志が簡潔で、明るい存在感を空間のなかで示している。素材の持つ質感を十分に活かした作品であるといってよい。点や線、面から量が生まれ、空間の中に存在する量塊が想像力によって普遍的な存在となることの面白味を作家は追い求めている。(「日本近代彫刻の一世紀 写実表現から立体造形へ」図録 1991年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ハプニングとは?【 美術用語 】

1950年代後半から60年代に行われた非演劇的、脱領域的な表現形式。演劇や公演芸術との近親性が著しいが、伝統的な制作・公演の原理を否定し、伝統芸術の時間的秩序を打破して「偶然性」を最も尊重しているため、自然発生的で筋書きのない演劇的出来事といった性格が強い。ハプニングの名称は、1959年ニューヨークのルーベン画廊で開催された、アラン・カプローの「6部からなる18のハプニング」に由来し、遠くは未来派ダダ、直接にはアクション・ペインティングや作曲家ジョン・ケージの即興の概念を背景としている。芸術家が行為者となって日常的な演技を即興的に行い、またしばしば観客の参加を要請するとともに、提示されたオブジェと一体となった環境を形成し、複合感覚的体験を強調した。代表的なハプナー(ハプニングを行う作家)には、オルデンバーグ、ジム・ダインレッド・グルームス、ラウシュンバーグなどや、ヨーロッパを中心とするフルクサスグループ、日本の具体美術協会のメンバーなどがいる。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ハプニング

キーワードを含む記事
16件見つかりました。

  靉嘔

  秋山祐徳太子

  荒川修作

  工藤哲巳

  ジョージ・シーガル

  高松次郎

  ジム・ダイン

  〈どのような音楽が頭の中に壁を創るのか〉あるいは〈フルクサスの竪琴〉

  ハプニング

  パナマレンコ

  パフォーマンス

  飛行機

  ヴォルフ・フォステル

  ポップ・アート

  吉原治良

  ロバート・ラウシェンバーグ


<前   次>

徳島県立近代美術館2006