ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


パナマレンコ



パノラマとジオラマ「革命と帝国」



パバーヌ



パピエ・コレ



パフォーマンス



パブスト



パプアニューギニアセイ



パラディーノ



パリ高等法院付属監獄、オルロージュ河岸通り



パリ市の祭典−セーヌ川上で行われた槍試合



パリ市の祭典−セーヌ川に打ち上げられた花火とイリュミネーションの装飾



パリジェン食器セットのための皿のデザイン



パリスの審判



パリのサン・メダール教会



パリ、バスティーユの眺め



パル(ジャン・ド・パレオローグ)



パレッターブル(パレット・テーブル)



パレット1



パレット2



パレット3


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てらこった

テラコッタ


語源は「焼いた土」を意味するイタリア語。粘土類を加熱すると焼きしめ現象が起こり固く緊密になる。歴史的には新石器時代からすでにみられ、現代に至るまで彫像や建築装飾など広く利用されてきた。粘土は世界各地で産出し、その色あいや品質もさまざまであるが、白色のものより有色のものの方が一般的である。酸化鉄その他の化学成分を含む土は、焼成すると色がつく。テラコッタという言葉は、赤または褐色を連想させるが、必ずしもこうした色に限られたものではなく、焼成してできる色は淡黄色から濃赤色または黒色まで幅広い。また、硬さとか強度は焼成温度によって大きく変わり、使う土の質と含水量によって差はあるが、焼成時に体積の10パーセント前後の収縮が生じる。技法的には粘土をこねて形をつくることは原理的に難しいことではなく、原始的ともいえる作業であるが、焼成時の問題から大型作品は中空にする必要がありそのために内刳りや中子の使用が考えられ、また同型品を量産するために型抜きの技術が用いられたりする。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006