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とるそ トルソ
頭部や手足を欠いた彫刻のこと。原語はイタリア語。もともとは、制作途上の未完成のもの、あるいは古代の彫刻のうち破損された状態のものを指す言葉であった。古代の作品がトルソの状態で、それがそのまま評価された例はたしかにある。(たとえば、ローマのヴァティカーノ宮殿にある紀元前50年頃の、いわゆるベルヴェデーレのトルソと呼ばれる、前かがみの男性像)ただし、長い間あくまでも不完全な状態を指す言葉であったことは、おそらくまちがいない。ところが、19世紀にロダンが登場してからは、トルソの不完全な魅力が注目されるようになった。頭や手足を欠くことによって、胴体はかえって高度に濃縮された存在感を手に入れることができ得るのである。それ以後、トルソはそれ自体独立した題材として認められるようになり、近代、現代の彫刻家はもとより、画家たちにも様々な形でとり上げられている。
カテゴリー:美術用語
タブローとは?【 美術用語 】 ラテン語で板を意味するタブラ(tabula)に由来する。元来は、西欧美術の板絵のことで、テンペラあるいは油絵具を用いて樫、ぶな、ポプラ、マホガニーなどの木材に描いた作品を示す。14世紀後半から、画枠に張ったキャンバスに描いた作品も含む持ち運びが可能な絵画を指すようになり、建築物に描かれた壁画や天井画と対置して用いられた。額絵(額画)とも訳されるが、紙や地塗塗料が施していない布地に直接描かれた作品は含まない。今日タブローと言うと、出来上った絵画の意味で、作者の思想や構想が画面に組み立てられ完全化されたものを指すことが多い。エチュードなどは含まず、完全に仕上げられた独立した作品を意味する。ただし近代以降、作品の「完成」の概念があいまいとなっており、現代美術に当てはめるには適切でない状況も生まれている。 |
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