ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


ヴィルクハーン



ヴィンマーヴィスグリル



ヴィーナスの化粧



ヴィーナスの誕生



ヴェスティエ



「ヴェル!」



「ヴェル・サクルム」



ヴェルサイユ宮殿内の大回廊で開かれたゲームを楽しむ王と王妃[シャルル=ニコラ・コシャン(子)の原画による]



ヴェルサイユで開かれた5月の舞踏会[ルネ=ミシェル・スロッズ(ミケランジュ)の原画による]



ヴェルサイユの森の中の噴水劇場



ヴェルテス



ヴェルネ



ヴォジラール通り



ヴュイヤール



ヴラマンク



ヴンダーリッヒ



エイヴリー



永遠の春



『映画詩』 バンジャマン・フォンダーヌ著



映画による最速言語学習法「ミメフォン」


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●もくじのさくいん

    

    

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にゅー・ぺいんてぃんぐ

ニュー・ペインティング


1980年代に入って、世界的な模模で、各国に「新しい絵画」を求める傾向が強まった。ドイツ、イタリア、アメリカなどで、時を同じくして求められ、著しく台頭したこの新しい年代の絵が、ニューペインティングとよばれるものであり、時に「新表現主義」という名称でよばれることもある。それは、1970年代の、ひたすら観念的、禁欲的であろうとした美術の傾向とまったく対立するものであった。例えば、巨大なキャンヴァスに激しい筆づかい、大胆な色づかいで描かれる絵の主題は、俗世間と密接に関わるものであり、現代社会で生きてゆくうえで生まれた危機意識や猜疑心をその根底に持っている。それは、膨大な情報の渦中にある人にとってそれまでの絵画が、あまりにも「俗」を避けすぎたもので、その意義を積極的に肯定しづらくなったところから生まれたのである。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006