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はどそん りう゛ぁーは ハドソン・リヴァー派
19世紀に、主としてハドソン川流域の渓谷や、東部諸州のさまざまな美しい土地の風景を描いたアメリカの画派。トマス・ダウディー、アッシャー・ブラウン・デュランド、トマス・コール、ジョン・F・ケンセットらを中心とし、1840〜60年代に展開され75年頃まで続いた。これらの画家たちは、アメリカが独立し、独自の歩みを始めた中で生まれたアメリカの国民的プライド、国民的視野から、旧世界とはまったく異った自分らの広大な大陸を解釈する道を手探りで求め、それを風景に対する新しい態度で示した。内容的には、自然を神の宿るものとして写実的に描くというロマン主義的な内容の追求を行い、あたかも一本一本の枝、一枚一枚の木の葉の淡々とした即物的な描写が、人影もまばらな大陸の、圧倒的な広大さに対する保証を与えてくれるかのように、新世界の原初的な荒野を細心な筆致で記録している。
カテゴリー:美術用語
遠近法とは?【 美術用語 】 三次元の空間を平面上に、立体感、奥行きを伴って表現するための技法。1436年、アルベルティの『絵画論』において、「絵画は眼を頂点とする三角錐の一断面にほかならない」と、科学の裏付けに基づいて初めて理論的に示された。現実に目の前にある対象物は、われわれの目から遠く離れてゆくに従って、小さく見えるようになる。つまり画面上の消失点(バニシング・ポイント)に向かって幾何学的に短縮され、画面上に示される。これは線遠近法とよばれるものである。これに対して、大気の影響によって、対象のもつ色が変化して見え、その輪郭や明度が不明瞭になることに基づいて遠近感をあらわす色遠近法といわれるものもある。また、線遠近法は透視図法ともいわれることがあり、たとえばレオナルドの「最後の晩餐」は、消失点を効果的に用いた遠近法の一例である。 |
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