ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ベーマー



ベーム



ベーラー



ペアン



Paintings



ペガサス



ペシャージュ(桃/風景)



ペットウェイ



ペットウェイ



ペッヒェ



ペッレグリーニ



ペルジーノ



ペルーセイ



ペロー



ペンガ



Pencil 2-1



ペーターハンス



"Surface is the Between-Paper on Paper-Between Vertical and Horizon" "Paper Between a Leaf and Pond"



ホイッスラー



放蕩息子−遠い国々にて


<前 (144/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ぱぴえ これ

パピエ・コレ

貼り紙のことで、装飾紙の切片を画面に貼付する技法。アヴィニヨンの店で木目に似せた壁紙を見たブラックが、1913年に、それを静物画の中に貼り込んだのが最初とされる。これは時を経ずしてピカソにも採用され、キュビスムが分析的段階に至って抽象的な線の要素に解体した画面に現実感と日常性を回復させるため、新聞紙、切符、模様紙、レッテル、さらに羽毛、砂、針金などを貼りつけ、新しい造形効果と物体感を導入した。20世紀絵画におけるオブジェの意識の形成過程にとって重要な契機をなした技法である。のちにダダシュルレアリスムコラージュに発展した。コラージュは、貼りつけることを意味し、マックス・エルンストをはじめとするシュルレアリスムの作家たちが1920年代からよく利用した。本来相応関係のない別々のさまざまな「もの」を、最初の目的とはまったく別のやり方で結びつけ、異様な美やユーモアやロマネスク的な領域を絵画に導入した。現実の多様性を画面にとり込むための有力な手段のひとつである。


カテゴリー:美術用語
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ドラクロワとは?【 作家名 】

フランス・ロマン主義の代表的画家。幼少よりデッサンと音楽の才能を発揮し、17歳の時、古典主義画家ゲランのアトリエに入る。同門にジェリコーがいた。この頃ゴヤ、ルーベンスなどの作品を模写し、ダンテ、シェークスピア、バイロンなどの文学作品から主題をとって創作をした。ドラクロワの芸術の特質は色彩の鮮やかさと感情の表出にあり、彼の革命的な仕事が近代絵画への道を開き、印象派の絵画を導くことになった。代表作に《民衆を導く自由の女神》《サルダナパールの死》(共にルーヴル美術館)など。(「近世フランスの絵画と版画−東京富士美術館コレクションによる」図録 2002年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ドラクロワ

キーワードを含む記事
13件見つかりました。

  アルジェのユダヤ人(タンジールのユダヤ人花嫁)

  オランのアラブ人

  キオス島の虐殺[ウジェーヌ・ドラクロワの原画による]

  書斎のドンキホーテ

  背中を見せた女

  ダンテの小舟[ウジェーヌ・ドラクロワの原画による]

  点描主義

  ウジェーヌ・ドラクロワ

  アンドレ・ドラン

  民衆を導く自由の女神[ウジェーヌ・ドラクロワの原画による]

  ピエール=オーギュスト・ルノワール

  レベッカの誘拐[ウジェーヌ・ドラクロワの原画による]

  ロマン主義


<前   次>

徳島県立近代美術館2006