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もくた たけを

杢田たけを

1910年兵庫県に生まれる。1987年没する。日本画家であった祖父(僧侶)の影響で幼少より絵を描き、画家を志す。1928年から29年まで、小泉勝爾に日本画を学ぶ。1930年洋画に転向。鉄による造形を試みる。1935年第5回独立展に〈鉄屑等ある風景〉で初入選し、以後第7回展を除いて毎回出品する。須田国太郎に師事する。1947年独立展で独立賞受賞。1949年独立美術協会会員推挙。1953年東京へ転居する。1953年から61年まで、日本国際美術展(東京都美術館)に出品。1954年から66年まで、現代日本美術展に出品。1960年代半ばより、板、布、金属などの廃材を使用したアッサンブラージュを制作する。1967年現代日本作家展(ロシクルーシャン美術館、サンフランシスコ)に出品。1974年現代日本美術選抜展(栃木県立美術館)出品。1984年「今日の造形木と紙」展(岐阜県美術館)出品。1985年「絵画と彫刻の間」展(北海道立旭川美術館)出品。1987年東京都で死去し、翌87年、遺作が練馬区立美術館で特別陳列される。


カテゴリー:作家
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ミニマル・アートとは?【 美術用語 】

1950年代より興り、1960年代に顕著になったアメリカ美術にみられる動向。アクションペインティングと抽象表現主義のある側面への反動として起った。1951年に白だけのカンヴァスおよび黒だけのカンヴァスを展示したラウシェンバーグや1956年にモノクローム絵画を発表したイヴ・クライン、「全一性」の教義を先取りしたバーネット・ニューマンなどが先駆者である。色面派やハード・エッジ派もミニマル・アートに関連しているが、厳密な意味においては、トニー・スミスカール・アンドレ、ロバート・モリス、ドナルド・ジャッドらの高度に画一化された立体作品を指す。これらは、一切の虚像的な価値を排して最大限の視覚的単純さを保つことにより、見る者に曖昧さのない、全的で統一的な印象を与えるものと評価されている。「ミニマル」は「最小の、極小の」の意味で、1965年、イギリスの哲学者リチャード・ウォルハイムのエッセーの名から転用されたものである。

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