ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



アトリエ前の庭



アドゴ



アドラー



アナツイ



アナパ



アバカノヴィッチ



アバロス



アフォラビ



アフリカセイ



アブウー



アブストラクション・クレアション



アブドゥラマーヌ



阿部展也



アベールディス


<前 (4/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ぽん たう゛ぇんは

ポン・タヴェン派

19世紀の後半に、風景画家達がよく訪れていたフランスのブルターニュ地方にあるポン=タヴェンという小村に、1880年代の後半になって住みついた画家達のグループがあった。その中心人物はゴーギャンであり、彼は1886年、88年、89年、94年の4回にわたって当地を訪れている。そして実質的な立役者は若きエミール・ベルナールであった。印象主義の分析的な考え方に対して、彼らは総合主義を提唱し、クロワゾニズムの手法を用いた。つまり、太い輪郭線で平面を仕切り、平らで単純な色面を配置することによって画面をつくり上げることである。このような作風の彼らをポン=タヴェン派と呼ぶが、当地に集まった画家達を広く指すこともある。また、彼らはのちのナビ派と共に象徴主義としてとらえられており、より神秘的なルドン、モロー、クリムト、アンソールらの世紀末美術との関係も興味深い。ポン=タヴェン派の画家として、上記の2人の他にナビ派の代表者ポール・セリュジエや、アンリ・モレ、シャルル・ラヴェル、ルイ・アンクタンらの名を挙げることができる。


カテゴリー:美術用語
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

デクーニングとは?【 作家名 】

1904年オランダに生まれる。1997年没する。商業美術の仕事をしながらロッテルダムの美術工芸アカデミー夜間部で学ぶとともに、純粋な抽象造形を目指したデ・ステイルの思想の影響を受ける。1926年アメリカに渡る。この頃からアーシル・ゴーキーとの親交が始まる。1935年、WAP(公共事業促進局)の連邦美術計画に参加し壁画の制作を行なうが、38年頃から新古典主義時代のピカソの影響下で〈女〉シリーズに着手する。1940年代を通して、均整のとれた女性像にデフォルメを加えて行き、48年の初個展で抽象化された作風が高く評価される。1950年代前半には、荒々しい筆触と激しい色彩で再び〈女〉シリーズに取り組み、ポロックと並ぶアクション・ペインティングの代表的作家と目される。以後、〈風景〉シリーズなど抽象的要素が一層強まった作品と〈女〉シリーズを繰り返し表わしながら、表現主義的作風を一貫させている。1970年代からは、人体をテーマとした彫刻も試みている。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

デクーニング

キーワードを含む記事
1件見つかりました。

  アクション・ペインティング


<前   次>

徳島県立近代美術館2006