ぐるぐるアートワード
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アッベマ



吾妻兼治郎



アデイェミ



アデイェミ



アトランタ1945+50



アトランタ1945+50



アトリエ前の庭



アドゴ



アドラー



アナツイ



アナパ



アバカノヴィッチ



アバロス



アフォラビ



アフリカセイ



アブウー



アブストラクション・クレアション



アブドゥラマーヌ



阿部展也



アベールディス


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 作家(1701)

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ぽん たう゛ぇんは

ポン・タヴェン派

19世紀の後半に、風景画家達がよく訪れていたフランスのブルターニュ地方にあるポン=タヴェンという小村に、1880年代の後半になって住みついた画家達のグループがあった。その中心人物はゴーギャンであり、彼は1886年、88年、89年、94年の4回にわたって当地を訪れている。そして実質的な立役者は若きエミール・ベルナールであった。印象主義の分析的な考え方に対して、彼らは総合主義を提唱し、クロワゾニズムの手法を用いた。つまり、太い輪郭線で平面を仕切り、平らで単純な色面を配置することによって画面をつくり上げることである。このような作風の彼らをポン=タヴェン派と呼ぶが、当地に集まった画家達を広く指すこともある。また、彼らはのちのナビ派と共に象徴主義としてとらえられており、より神秘的なルドン、モロー、クリムト、アンソールらの世紀末美術との関係も興味深い。ポン=タヴェン派の画家として、上記の2人の他にナビ派の代表者ポール・セリュジエや、アンリ・モレ、シャルル・ラヴェル、ルイ・アンクタンらの名を挙げることができる。


カテゴリー:美術用語
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バールとは?【 作家名 】

自然主義から表現主義の潮流の中で、この時代の最も重要な喜劇作家のうちの一人であり、印象主義の理論家であり、「ユンク・ウィーン」の代弁者でもあった。1909年に、アンナ・バール=ミルデンブルグ(ソプラノ歌手)と結婚。ウィーン、チェルノヴィッツ、ベルリンで学ぶ。ベルリンにてアーノルド・ホルツと親しくなる。1890年、ベルリン「自由劇場」誌に参加、1894年からはフリーの文筆家となる。また、リベラルな週刊誌「ディ・ツァイト」の発行人となる。1906年〜1907年、ベルリンのマックス・ラインハルトのところで演出家となり、1912年から1918年までザルツブルグで暮らす。1918年、ウィーン、ブルグ劇場の最初の劇作家となり、1922年、ミュンヒェンに赴く。彼の綱領的な随筆は、部分的には新しい様式の流れへと導くものであった。作家として彼は1900年前後の多くの文学的な潮流と取り組み、それらの提案者であり後援者として活躍した。彼の作品はオーストリア精神史の非常に貴重な記録である。

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