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蒙古襲来之図



もうひとつの世界,もう一つの時



盲目の夫[ジャン=バティスト・グルーズの原画による]



毛利武士郎



朦朧体



燃える顔



最上壽之



木製の面−『ジャポニスム:10のエッチング』より



木製揺りかご



杢田たけを



木版画



モジュラー・プレイ・キット「モビリクス」



もだえ



モダニズム



モダン・アート



望月玉泉



望月春江



モティーフ



モディリアーニ



モデリング


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みにまる あーと

ミニマル・アート


1950年代より興り、1960年代に顕著になったアメリカ美術にみられる動向。アクションペインティングと抽象表現主義のある側面への反動として起った。1951年に白だけのカンヴァスおよび黒だけのカンヴァスを展示したラウシェンバーグや1956年にモノクローム絵画を発表したイヴ・クライン、「全一性」の教義を先取りしたバーネット・ニューマンなどが先駆者である。色面派やハード・エッジ派もミニマル・アートに関連しているが、厳密な意味においては、トニー・スミスカール・アンドレ、ロバート・モリス、ドナルド・ジャッドらの高度に画一化された立体作品を指す。これらは、一切の虚像的な価値を排して最大限の視覚的単純さを保つことにより、見る者に曖昧さのない、全的で統一的な印象を与えるものと評価されている。「ミニマル」は「最小の、極小の」の意味で、1965年、イギリスの哲学者リチャード・ウォルハイムのエッセーの名から転用されたものである。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006