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むーう゛まん ムーヴマン
造形芸術において表現される運動、動き。運動しつつある対象を描写する場合と、表現の形式そのものによって運動の印象を喚起する場合とに分けて考えることができる。一般に絵画や彫刻においては、運動の時間的経過は表現できないので、その前後の段階を暗示するような特殊な瞬間を捉えて表現を行っている。この瞬間は、効果的瞬間とか含蓄多き瞬間とか呼ばれている。ここでは、線やタッチ(筆触)の持っている方向性や速度感、色彩の混淆に伴う流動感、動的な構図や構成、さらにはマッス(量塊)の処理などの形式的要素によって運動の印象が喚起されている。しかし、これとは別に、未来派の芸術家は、運動している対象の時間的変異を同一場面に重ねあわせたり(これによると足が扇形に何本もあったりする)、運動体の軌道を形象化したりする(これによると、腕を振った場面は、振り始めと振り終りを両端とした面でその部分が表現される)などの特殊な表現方法を試みている。
カテゴリー:美術用語
木口木版とは?【 美術用語 】 版画技法。立木を輪切りにした切り口(木口)を版面とする。版木には黄楊(つげ)や椿(つばき)等の堅い木が使われ、銅彫版と同じく、堅い版材に鋭い線を刻むことのできるビュランやノミによって彫版する。インキは粒子の細かいオフセット印刷用・銅版用・石版用等、油性インキを用い、彫り残された凸部にローラーで均一にインキをのせる。紙は薄手のものが刷り易く、バレンや、より細かい調子を出すためには金属ベラで強く印刷する。特徴は、繊細で精密な表現が可能なこと、また版が堅牢なので大部数印刷にも適していることである。18世紀末に英国人ビューイックが創始したとされる。日本では1887年に伝えられ、教科書や新聞の挿絵等、実用面で広く普及したが、写真製版が発明された後、衰退していく。芸術的な木口木版の制作では山本鼎や長谷川潔などが有名。ところで、木口木版に対して、縦挽きした切り口(板目の表われる面)で制作するものを板目木版と呼び、西洋と逆に日本で木版画といえば、こちらの方が一般的である。 |
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