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ものたいぷ モノタイプ
グラフィック・アートで用いられる用語。版画と絵画の中間に位置する手法。絵柄は油彩でガラス板の上に描かれ、その上に紙を置いて刷りとる。紙をはがす際に絵具の一部が紙に付着し、版画のようにもとの絵柄が左右反転して写されることになる。この原理はさまざまな応用が知られており、たとえば、ガラスの代わりにエッチング用の金属板やリトグラフ用の石板が使われたり、油絵具の代わりに版画用のインクが用いられたり、時にはインクが部分的に拭きとられたりして使われたりする。ガラス板を使用した場合は手で紙の裏をこすり、他の場合にはプレス機を使用することもできる。厳密にいえばこの手法では1枚しか刷ることができないが、実際には、刷ったあとの板上に残っている絵具を補充することにより複数枚類似した作品の制作が可能である。この技法を使用した作家としては、17世紀のG.B.カスティリオーネ、19世紀のウィリアム・ブレイク、そしてドガなどがいる。20世紀の作家たちも、しばしばこの技法を使っている。
カテゴリー:美術用語
ビュランとは?【 美術用語 】 銅版や木口木版を彫るために用いる彫刻刀。全長約12cmの鋼鉄製の棒で、刃先は斜め45度に切断され、菱形か正方形の断面を持っている。他端から全長の3分の1の部分で折れ曲がっており、その先に木製の握りがついている。使用法は、指で先端の方向を定めながら、握りを手のひらで押し、版面に水平に近く彫り進める。刃先はV字型に版面に食い込み、明快で硬質な線が刻まれる。抵抗の大きいビュランを自在に操り、髪の毛の数分の1の線からあらゆる太さの線までを彫刻するには相当の熟練を必要とする。ビュランは、銅版画の中でも直刻法によるエングレーヴィング版画、そして木口木版画の中心工具であって、鋭い刻線によって繊細で精密な表現を可能にする。ところで、木口木版画も含めて線刻彫版画をエングレーヴィングと総称するが、またこの彫刻刀の名をとってビュランと呼ぶこともある。 |
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