ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


2人用乳母車



二人(習作)



普陀落迦山



「復活祭の贈物展」の招待状



フック(サムバン)



フッド/フード



筆谷等観



筆12本



太尾芳生



不動茂弥



不動立山



舟越桂



舟越保武



鮒になれるか



フパの背負い揺りかご



フュルジエ=ファン



冬(ウィーンのホーエ・ヴァルテ)



浮遊



浮遊する人



冬のはじまり


<前 (21/34ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


ものは

もの派


1960年代後半から70年代にかけて、日本で独自に展開した運動。土、石、木、鉄などの素材にあまり手を加えず、ほとんど直接的に提示する立体構成を行った一連の作家につけられた名称。1968年に関根伸夫が、公園の大地に円柱形の穴を堀り、その土を用いて同形の円柱を立てる「位相−大地」を発表し大きな衝激を与えた。やや遅れて、斎藤義重の影響下から、小清水漸、菅木志雄など多くの作家が輩出。理論的支柱となった季禹煥は、ハイデッガーの存在論などを参照しつつ、西欧近代批判を軸とした「世界−構造」理論等を積極的に発表し、菅木志雄は「もの」の放置の状態を問題とする理論を展開。一方、高山登と榎倉康二は、枕木、廃油、布、紙、コンクリート塊などの物質性を強調する作品を制作。彼ら「もの派」初期の仕事は、1960年代初頭に登場した田中信太郎、高松次郎や、一部の概念的傾向の作家にも影響を広げた。1980年代にも「もの派」抜きには考えられない作品が多く発表されており、戦後日本美術における重要な動向の一つといえよう。


カテゴリー:美術用語
キーワード検索




けんさくけっか

本文中のリンクをクリックすると、そのキーワードで検索できます。

徳島県立近代美術館2006