ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


海景−「聖クレア」シリーズより



回顧作品その2−ピンポン・ルーム, 1960−



海藻



階段をおりる裸体 No.2



甲斐庄楠音



海浜遠望



海浜風物図



解剖学



買物帰りの女[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]



海陸戦斗図



帰り来る舟



花下躍鯉図







かがみ込んだ裸婦



鏡の前の装い



輝く光の中 No.4



かきつばたと蛙『エスタンプ・オリジナル』誌第8号より



書きものをする娘



郭子儀



角ばった肩の生きもの


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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らふぁえるぜんぱ

ラファエル前派


1848年に結成されたイギリスの若い画家グループの名称。メンバーは、ダンテ・ガブリエル・ロセッティ、その弟で評論家のウィリアム・マイクル・ロセッティ、ジョン・エヴァレット・ミレイウィリアム・ホルマン・ハント、ジェイムズ・コリンスン、フレデリック・ジョージ・スティーヴン、トーマス・ウールナーの7人。ラスキンの強い影響と後援のもとに、ヴィクトリア時代の因襲的な諸傾向に反抗し、当時のイギリス美術の停滞を打破してイタリアの初期ルネサンス美術の誠実さ・素朴さを回復し、アカデミズムの源とみなされたラファエロ時代以前にもどろうと主張した。彼らは画家であると同時に詩人でもあり、キーツやテニスンの抒情性に鼓舞された面も多かったため、この運動は最初から文学的趣向の強いものであった。このように絵画に新しい道徳性と文学性を取り入れ、自然から直接学び、新しいイコノグラフィーを発展させようとした製作態度、湿った白い下地により画面を明るくし、細部を細かく描写し、戸外のモチーフはその場で製作するなどの技法上の工夫など新しい試みに満ちた活動を行った。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006