ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


花に包まれた女の頭部



花の帯



はなび線香



花見うらゝか



「花嫁の花冠」



花をもつ婦人



花を持てる聖者



葉の装飾模様の中の鳥



母親の叱責[エティエンヌ・オブリーの原画による]



幅広の背負い紐



ハプニング



濱晶雲



濱田観



浜田知明



ハミルトン



林雲谿



林鼓浪



林重義



林倭衛



林司馬


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●もくじのさくいん

    

    

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 作家(1701)

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らふぁえるぜんぱ

ラファエル前派


1848年に結成されたイギリスの若い画家グループの名称。メンバーは、ダンテ・ガブリエル・ロセッティ、その弟で評論家のウィリアム・マイクル・ロセッティ、ジョン・エヴァレット・ミレイウィリアム・ホルマン・ハント、ジェイムズ・コリンスン、フレデリック・ジョージ・スティーヴン、トーマス・ウールナーの7人。ラスキンの強い影響と後援のもとに、ヴィクトリア時代の因襲的な諸傾向に反抗し、当時のイギリス美術の停滞を打破してイタリアの初期ルネサンス美術の誠実さ・素朴さを回復し、アカデミズムの源とみなされたラファエロ時代以前にもどろうと主張した。彼らは画家であると同時に詩人でもあり、キーツやテニスンの抒情性に鼓舞された面も多かったため、この運動は最初から文学的趣向の強いものであった。このように絵画に新しい道徳性と文学性を取り入れ、自然から直接学び、新しいイコノグラフィーを発展させようとした製作態度、湿った白い下地により画面を明るくし、細部を細かく描写し、戸外のモチーフはその場で製作するなどの技法上の工夫など新しい試みに満ちた活動を行った。


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006