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くさか はっこう

日下八光

1899年徳島県に生まれる。1996年没する。本名は喜一郎。1924年東京美術学校日本画科を卒業し、26年同研究科を修了する。1928年から29年まで同美術学校の嘱託となり、旧朝鮮総督府博物館で大谷探検隊が将来した西域壁画模写に従事する。1930年第11回帝展出品作が満鉄総裁の買上となる。同年より1936年まで東京帝室博物館(現東京国立博物館)で各種古画の模写を行う一方、結城素明門下の研究団体(晨光会)に所属。その後、帝展文展、日展などに作品を発表する。1944年東京美術学校助教授、翌年教授となり、東京芸術大学移行後の67年に退官するまで同大学で教鞭をとった。1953年から3年間、宇治平等院の解体修理に際し、装飾画の模写と復元を行う。1955年から文化庁の依嘱により装飾古墳壁画の模写、復元に従事し研究を継続。1969年には東京国立博物館で、73年には佐賀県立博物館で装飾古墳壁画模写展が開催された。近年では、1993年94年に、国立歴史民族博物館などによる「装飾古墳の世界」に出品している。(「東四国阿波讃岐風景画展」図録 1993年)


カテゴリー:作家
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文展とは?【 美術用語 】

文部省美術展覧会の略。1907年6月、勅令によって美術審査委員会官制がしかれ、続いて美術展覧会規程が告示公布され、最初の官制による展覧会として同年以降毎年秋季に開催された。当初から審査員の選出で紛糾し、美術界を統合した形をとるために当時日本画壇に分立した諸団体と洋画、彫刻の新旧両派から選出した委員に学識経験者を配して均衡をとった。1919年文部大臣の管理下に帝国美術院が設けられ帝国美術院展覧会に改組されたが、在野有力作家の吸収を目的として、35年文相松田源治により帝国美術院が改組され、37年ふたたび文部省美術展覧会として発足した。戦後は1946年日本美術展覧会(日展)として再出発したが、49年日本芸術院と日展運営会が共催することとなり、さらに58年から社団法人日展により運営されている。1937年からの文部省美術展覧会を新文展と呼ぶことがある。

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