ぐるぐるアートワード
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女の胸像(回顧された)



女の館(徳島会場不出品)



オーヴァーストリート



オーギュスト=ガブリエル・ゴドフロワの肖像(独楽をまわす少年)



「オーストリア造形芸術家協会(分離派)−〈ゼツェッシオン〉−年報第1号」



「オーストリアの月々の絵」



「オーストリアのポスター芸術」



「オーストリア・ハンガリー帝国印刷局 1804-1904」



オートゥイュ鉄橋より−『エッフェル塔三十六景』のための習作



オート・ビオグラフィー



オートマティスム



海景−「聖クレア」シリーズより



回顧作品その2−ピンポン・ルーム, 1960−



海藻



階段をおりる裸体 No.2



甲斐庄楠音



海浜遠望



海浜風物図



解剖学



買物帰りの女[ジャン=シメオン・シャルダンの原画による]


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えりおぐらう゛ゅーる

エリオグラヴュール

版画技法。粒子エリオグラヴュールともいう。手づくりによる写真製版の技法。19世紀前半のヨーロッパで、巨匠の版画などの複製をつくる目的で用いられていた凹版技法。1878年に開発されたグラビア印刷の登場によって、とって代わられた。アクアチントに似た技法だが、版の質は写真に近い。磨いた銅板の上にアスファルトの粉末をアクアチントと同じように敷き、そして溶かした上に、重クロム酸カリのゼラチン乳液をおく。次に、透明あるいは中間調の図版フィルムを通して露光する。原画の最も明るい部分は、乳剤が最も堅い部分になり、腐食されずに明るい画面をつくる。なお、エリオ(ヘリオ)とは、「太陽」の意味で、露光によってつくるこの版画技法の特徴をあらわしている。ルオーは、この技法によってパステルなどの原画を銅版へ移した後、さらにアクアチントドライポイントによって手を加えるという銅版画の手法を使った。


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エリオグラヴュールとは?【 美術用語 】

版画技法。粒子エリオグラヴュールともいう。手づくりによる写真製版の技法。19世紀前半のヨーロッパで、巨匠の版画などの複製をつくる目的で用いられていた凹版技法。1878年に開発されたグラビア印刷の登場によって、とって代わられた。アクアチントに似た技法だが、版の質は写真に近い。磨いた銅板の上にアスファルトの粉末をアクアチントと同じように敷き、そして溶かした上に、重クロム酸カリのゼラチン乳液をおく。次に、透明あるいは中間調の図版フィルムを通して露光する。原画の最も明るい部分は、乳剤が最も堅い部分になり、腐食されずに明るい画面をつくる。なお、エリオ(ヘリオ)とは、「太陽」の意味で、露光によってつくるこの版画技法の特徴をあらわしている。ルオーは、この技法によってパステルなどの原画を銅版へ移した後、さらにアクアチントドライポイントによって手を加えるという銅版画の手法を使った。

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