ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


山麓で羊といる少女



サン=ロック教会



サーレ



サー・ウィリアム・マクスウェル将軍の肖像



The Signified or If No.1



The Signified or If No.2



The Signified or If No.3



The Signified or If No.4



The Signified or If No.5



The Signified or If No.6



The Signified or If No.7



ザヴジェル



ザガッタ



雑誌「青騎士」



雑誌「自由」(ラ・リベルテ)



雑誌「微笑み」(ル・スリール)



雑誌「ル・ポンポン」



ザツキン



『ザ・ライフ・オブ・マン』



ザルテン


<前 (66/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


えりおぐらう゛ゅーる

エリオグラヴュール

版画技法。粒子エリオグラヴュールともいう。手づくりによる写真製版の技法。19世紀前半のヨーロッパで、巨匠の版画などの複製をつくる目的で用いられていた凹版技法。1878年に開発されたグラビア印刷の登場によって、とって代わられた。アクアチントに似た技法だが、版の質は写真に近い。磨いた銅板の上にアスファルトの粉末をアクアチントと同じように敷き、そして溶かした上に、重クロム酸カリのゼラチン乳液をおく。次に、透明あるいは中間調の図版フィルムを通して露光する。原画の最も明るい部分は、乳剤が最も堅い部分になり、腐食されずに明るい画面をつくる。なお、エリオ(ヘリオ)とは、「太陽」の意味で、露光によってつくるこの版画技法の特徴をあらわしている。ルオーは、この技法によってパステルなどの原画を銅版へ移した後、さらにアクアチントドライポイントによって手を加えるという銅版画の手法を使った。


カテゴリー:美術用語
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

ジム・ダインとは?【 作家名 】

1935年アメリカに生まれる。シンシナティ大学、ボストンの美術館スクール、オハイオ大学に学んだ後、1958年からニューヨークに在住。アラン・カプロー、ボブ・ホイットマン、クレス・オルデンバーグらと「ハプニング」を始める。1960年ルーベン画廊、ジャッソン画廊で個展を開催。1962年から65年にかけて、ポップ・アートの拠点となったシドニー・ジャニス画廊の「ニュー・リアリスト」展にアルマン、クライン、ティンゲリーなどと参加。1967年ニューヨーク近代美術館で個展、69年ロンドンの「ポップ・アート」展に出品。1984年、85年にはウォーカー・アート・センターなどで回顧展を開催。他のポップ・アートの作家たちが大衆社会の図像を多く使うのに比べて、自己の日常生活のなかで出会う事物を多く用いる。アクション・ペインティングの表現技法を取り入れたり、画面に現実の事物をオブジェとして取りつけ、そのオブジェと描かれたものとの対比を試みるなど、現代的な探究を続けている。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

ジム・ダイン

キーワードを含む記事
7件見つかりました。

  ジム・ダイン

  ドリアン・グレイの肖像

  ハプニング

  版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉1. 虹色のスカーフをつけたドリアン・グレイ

  版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉2. ホース・ランプ

  ミンモ・パラディーノ

  ピカビア I(喝采)


<前   次>

徳島県立近代美術館2006