ぐるぐるアートワード
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ぐるぐるもくじ


版画集〈ドリアン・グレイの肖像〉2. ホース・ランプ



版画集〈響き〉1.赤色の前の二人の騎手



版画集〈響き〉12.即興5



版画集〈響き〉21.騎士の道



版画集〈響き〉52.大いなる復活



版画集〈流砂〉I 仕事をする彫刻家



版画集〈流砂〉III 鏡の前の二人の女



版画集〈7点組木版画集 戦争〉7. 民衆



斑点のある山椒魚



ハンモック(10−12歳用)



ハートリー



ハーベイ



ハーマンヘイズ



ハーム



バイヤー



バイルレ



バイロス



バウアー



バウハウス



バウハウスヴァイマール


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●もくじのさくいん

    

    

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アウトサイダー・アート


アウトサイダー・アート」をめぐって−−  特別展「アート・イン・パラダイス」で紹介しているのは、「アウトサイダー・アート」と呼ばれている分野の作品です。いわゆる美術教育を受けずに独学で制作を始めた人々の作品について、欧米では一般的に「アウトサイダー・アート」という言葉が用いられています。この言葉には美術の主流で扱う範囲では収まりきれないくらい奔放で自由なもの、という積極的な意味が込められているのです。しかし、「アウトサイダー・アート」という言葉が、この分野の作品を指す唯一のものではありません。今回の「アート・イン・パラダイス」展の主な出品作品を所蔵しているコレクターは、自らのコレクションを「アントレインド(訓練を受けていない)・アート」とも呼んでいますが、これは一般的ではありません。また、アメリカで作られたこの分野専門の美術館は「ビジョナリー(空想的・夢想的)・アート・ミュージアム」という名称ですし、「セルフ・トート(独学・独習)」という言葉もあります。また、古くは画家ジャン・デュビュッフェが障害を持つ人々や監獄に閉じこめられた人々の作品の中から、自らが選んだものを「アール・ブリュット(生の芸術)」と呼んでいます。さらに、最近日本で生まれた言葉では障害を持つ人々の作品を「エイブル・アート(可能性の芸術)」と言いますし、民間伝承的な意味の「フォーク・アート」という言葉もあります。これらの言葉は意味的に重なる部分もありますが、全く同じ意味ではありません。しかし、それぞれの言葉がこの分野の作品を積極的に評価していこうという意志に支えられていることには変わりないのです。−−  もっと詳しく知りたい方は以下を参照してください(全て英語です)。http://www.visionaryart.comhttp://www.rawvision.com


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けんさくけっか

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徳島県立近代美術館2006