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あうとさいだーあーと アウトサイダー・アート
「アウトサイダー・アート」をめぐって−− 特別展「アート・イン・パラダイス」で紹介しているのは、「アウトサイダー・アート」と呼ばれている分野の作品です。いわゆる美術教育を受けずに独学で制作を始めた人々の作品について、欧米では一般的に「アウトサイダー・アート」という言葉が用いられています。この言葉には美術の主流で扱う範囲では収まりきれないくらい奔放で自由なもの、という積極的な意味が込められているのです。しかし、「アウトサイダー・アート」という言葉が、この分野の作品を指す唯一のものではありません。今回の「アート・イン・パラダイス」展の主な出品作品を所蔵しているコレクターは、自らのコレクションを「アントレインド(訓練を受けていない)・アート」とも呼んでいますが、これは一般的ではありません。また、アメリカで作られたこの分野専門の美術館は「ビジョナリー(空想的・夢想的)・アート・ミュージアム」という名称ですし、「セルフ・トート(独学・独習)」という言葉もあります。また、古くは画家ジャン・デュビュッフェが障害を持つ人々や監獄に閉じこめられた人々の作品の中から、自らが選んだものを「アール・ブリュット(生の芸術)」と呼んでいます。さらに、最近日本で生まれた言葉では障害を持つ人々の作品を「エイブル・アート(可能性の芸術)」と言いますし、民間伝承的な意味の「フォーク・アート」という言葉もあります。これらの言葉は意味的に重なる部分もありますが、全く同じ意味ではありません。しかし、それぞれの言葉がこの分野の作品を積極的に評価していこうという意志に支えられていることには変わりないのです。−− もっと詳しく知りたい方は以下を参照してください(全て英語です)。http://www.visionaryart.comhttp://www.rawvision.com
カテゴリー:美術用語
与謝蕪村とは?【 作家名 】 現在の大阪市に生まれる。江戸中期の俳人であり、画家。姓は谷口から与謝に改めた。蕪村は俳号で、画号は初め子漢。晩年に謝寅(しゃいん)とした。二十歳頃、俳諧を志し、江戸に下って早野巴人(はじん)に入門。巴人の没後、いまの茨城県など関東や東北を巡歴し、一七五一年(宝暦元年)、京都に居を結ぶ。丹後(現在の京都府)の宮津での滞在を挟み、以後は京都を拠点に活動した。絵画の面では、明清絵画のさまざまな画法を学び、南画の画法を吸収することで、自己の表現をつくりあげた。池大雅(たいが)とともに日本南画の大成者とされている。 |
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