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えのくら こうじ 榎倉康二
1942年東京都に生まれる。1977年没する。1968年東京芸術大学大学院油画科を修了。1971年第7回パリ青年ビエンナーレで、二本の松の木の間にコンクリートを塗りこめた壁を築くなどの試みをおこない、フランス滞在給付賞を受賞、翌年から2年間フランスに滞在する。1979年第11回東京国際版画ビエンナーレで東京都美術鑑賞を受賞。1970年現代美術の動向展(京都国立近代美術館)、76年第2回シドニー・ビエンナーレ、86年アジア国際美術展(ソウル)などに出品する。近年は、いくつかの部分を縫い合わせたキャンバスに黒の塗料を置いた作品を制作、光沢のある塗料のマチエールと縫い目で引き締めた画面構成は、力強さと緊迫感をみせている。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)
カテゴリー:作家
ロココとは?【 美術用語 】 18世紀にヨーロッパで流行した装飾様式。バロック様式に続き、新古典主義に先立つ様式で、広く当時の建築、彫刻、絵画、工芸など美術全体にわたる様式。バロックとロココとは、直線を嫌い、ゆがんだ、凝った装飾を好む点では共通しているが、バロックの力強さに比べて、ロココはむしろ優美で軽快であり、S字形の曲線、非相称の装飾、シノワズリ(中国趣味)を中心とした異国趣味が目立っている。社会背景としては、バロック時代の壮麗な宮殿に対する、新時代の社交場である優雅なサロンの勃興、有力な宮延の婦人たちの趣味の影響などがあった。例えば、暗く重いビロードに代って明るい色の絹織物や錦が流行したのも婦人たちの好みによるものであった。絵画ではヴァトー、ブーシェ、フラゴナールなど、彫刻ではファルコネ、ピガル、建築では、フランスにおけるガブリエルの装飾したヴェルサイユ宮の諸室、ボフランの建てたオテル・ド・スービーズなど、ドイツ・オーストリアではキュヴィイエがバイエルンの宮延にこの様式をもたらすなどした。 |
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