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とや しげお

戸谷成雄

1947年、長野県に生まれる。1975年愛知県立芸術大学大学院彫刻専攻科を修了。大学院在学中から個展、グループ展などで発表を始める。1980年代前半までは、石膏に鉄筋を埋め、その塊を彫り込んでいく「“彫る”から」シリーズや、まっすぐの木材を不規則に組み合わせた「“構成”から」シリーズを制作する。1980年代半ばから始まる「森」シリーズでは、木に斧やノミ、チェンソーなどを用いて、切り込みを入れたり、溝を彫ったり、一部分を焼き焦がしたり、またそれらを白く彩色したりする方法で制作し、独自の作風を確立する。1988年第43回ヴェネチア・ビエンナーレに出品、同年第1回朝倉文夫賞を受賞する。(「パリ・日本・メキシコ 埼玉県立近代美術館所蔵作品による」図録 1992年)2004年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。


カテゴリー:作家
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ゴーギャンとは?【 作家名 】

パリに生まれ幼時をペルーで過ごす。南米航路の船員を経て、株を扱う会社で働くが、20歳代後半から絵を始め、30歳代後半には絵だけの生活に入る。絵の売れない苦しい生活の中、現代文明への反発と原始的な生活へのあこがれから北西部のポン・タヴェンに移り住み、その地に集まった画家たちのリーダーとなる。その後、ゴッホと南仏アルルで一時期を過ごした後タヒチ島に住み着く。印象派の影響を受けながらも、明確な輪郭線と色面によって内面的なものを表出する独自の作風を確立した。

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