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くろさき あきら 黒崎彰
1937年大連(旧満州)に生まれる。幼年期から絵画に惹かれ中学時代から新制作洋画研究所に通う。1962年京都工芸繊維大学意匠工芸学科を卒業。1965年最初の木版画を手掛け、モノクロームの作風を経て、鮮烈な色彩と有機的なフォルムが知的に構成される独自な様式を生み出した。1967年から国画会展等で各賞を得て、70年第7回東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞、第3回クラコウ国際版画ビエンナーレ展でメダル賞等を受賞し、一躍国際的作家として注目を浴びた。以後1972年第1回フィレンツェ国際版画ビエンナーレ展金賞の他、世界各地の国際展で受賞を重ねる一方、国内外で個展を開き、また海外の大学の客員教授や国際展の審査員を歴任する。京都工芸繊維大学教授を経て1987年から京都精華大学教授。現代木版画の世界的作家として知られる他、紙の造形やビデオ・アートなど幅広い領域で活動している。
カテゴリー:作家
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パフォーマンスとは?【 美術用語 】 広義には「実行」の意味であるが、美術の分野でパフォーマンスという場合には、絵画や彫刻などの作品によってではなく、美術家の身体そのものを用いて表現する行為を指す。1960年代に、美術家の非演劇的な行為による表現形式が生まれ、ハプニング、イヴェントなどと呼ばれたが、1970年代になってパフォーマンスという名称が広く用いられるようになった。歴史的には、未来派やダダの行った挑発的な行為もパフォーマンスに含める見方もあるが、狭くは1970年代以降の美術家による身体表現をいう。美術の情報的側面を純化するという意図からは、1960年代末に生まれたコンセプチュアル・アートと似た面を持っており、また、ヴィデオを用いることが多いことから、ヴィデオ・アートとも密接な関連をもっている。形式としては、肉体を物質として扱うもの、公衆との対話を重視するもの、儀式的な形式のもの、演劇的要素の濃厚なものといろいろなタイプがある。現代美術の一翼をになう新しい表現形式である。 画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。 |
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