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くろさき あきら

黒崎彰

1937年大連(旧満州)に生まれる。幼年期から絵画に惹かれ中学時代から新制作洋画研究所に通う。1962年京都工芸繊維大学意匠工芸学科を卒業。1965年最初の木版画を手掛け、モノクロームの作風を経て、鮮烈な色彩と有機的なフォルムが知的に構成される独自な様式を生み出した。1967年から国画会展等で各賞を得て、70年第7回東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞、第3回クラコウ国際版画ビエンナーレ展でメダル賞等を受賞し、一躍国際的作家として注目を浴びた。以後1972年第1回フィレンツェ国際版画ビエンナーレ展金賞の他、世界各地の国際展で受賞を重ねる一方、国内外で個展を開き、また海外の大学の客員教授や国際展の審査員を歴任する。京都工芸繊維大学教授を経て1987年から京都精華大学教授。現代木版画の世界的作家として知られる他、紙の造形やビデオ・アートなど幅広い領域で活動している。


カテゴリー:作家
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リトグラフとは?【 美術用語 】

版画技法。石版画。平版(版面に凹凸のない版形式)の代表的なもの。版材に石灰石や、今日では人造石灰石や亜鉛板、アルミ板も用いる。製版の原理は水と油の反発作用である。即ち石灰石に脂肪性のクレヨンや解き墨で描き、上から硝酸アラビアゴム溶液を掛けると、化学作用によって描画部は親油性に、他の部分は親水性になる。こうして版面に油性インキをローラーで転がし、描画部にのみ付着したインキをプレス機で紙に刷り上げる。亜鉛板等を用いる場合も、水と油の反発を応用することに変わりはない。18世紀末にゼネフェルダーがドイツで発明し、当初は近代的な複製出版技術として、広くヨーロッパに普及した。19世紀中頃には多色石版画、続いて写真製版も登場し、リトグラフは商業印刷の分野で急速に発展する。19世紀末の芸術的なポスターの隆盛は、この技法を抜きにしてはあり得なかった。今世紀に入いってからも、ピカソ、マチス、ルオーシャガール等、多くの作家がリトグラフによる表現を意欲的に追求した。

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