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こばやし けいせい 小林敬生
1944年島根県に生まれる。1968年インターナショナルデザイン研究所(現インターアクト美術学校)を修了し、大阪でグラフィックデザインの会社に勤務する。この年東京に移り、1969年から洋画家宮永岳彦に師事する。1970年日本版画協会展に出品、以後毎年出品する。同年より1978年まで国画会展に出品する。1976年の第7回版画グランプリ展に、初めて木口木版による作品を出品し、以後木口木版画を中心に発表。1978年第2回現代日本版画大賞展で優秀賞、79年第10回版画グランプリ展で優秀賞、82年第2回ソウル国際ミニチュア版画ビエンナーレ展でグランプリなど、数多く受賞している。1985年の〈蘇生の刻〉シリーズ以降、作品が大型化し、木口木版としては異例の巨大木版画を発表している。1981年日本版画協会の会員となり、86年から多摩美術大学で、また89年から福岡教育大学でも非常勤講師として勤めている。2006年に紫綬褒章を受章。
カテゴリー:作家
素描とは?【 美術用語 】 紙などの表面に、人物・風景などを、単色の線で描き出したもの。陰影や色彩がつけられる場合もあるが、主体は線描である。用具としては、チョーク、クレヨン、木炭、メタル・ポイント・ペン・鉛筆などがある。制作の目的ないし動機により、クロッキー,スケッチ、エスキース,下絵、エボーシュ、カルトン,エテュードなどの名称で呼ばれるが、いずれにせよ本来絵画や図案を描くといった創作のための予備的、準備的段階の産物であり、ギリシア・ローマの時代から言い続けられてきたように、建築、彫刻、絵画をはじめ工芸類を含むあらゆる造形の基礎となるものである。造形教育の手段としてもその効用は認められている。しかし、近代ではその特有の芸術的価値が認識され、素描自体を目的とする作品が現われて、独立した絵画の一分野としてみなされるようになっている。20世紀のものでは、瀟洒さと的確さで知られるマチスや、ゆるぎない形と創意に満ちたピカソのものが有名である。なお、素描とドローイングなどにはニュアンスの相違があるが、普通はフランス語のデッサンとほぼ同義に用いられている。 |
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