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さかもと こうえん 阪本幸円
1957年、福井県に生まれる。80年福井大学卒業。85年、89年、92年、95年の4回、個展を福井県で開催する。また、84年より多数のグループ展に出品する。主な受賞歴としては、92年第21回現代日本美術展 東京国立近代美術館賞、94年第17回エンバ美術コンクール 京都国立近代美術館賞、95年第24回現代日本美術展 徳島県立近代美術館賞などがある。また、ロックフォード国際ビエンナーレ’85(アメリカ クラーク芸術センターギャラリー)、第11回リエカ国際ドローイングビエンナーレ(88年 旧ユーゴスラアヴィア リエカ近代美術館)、バラトヴァン国際版画ビエンナーレ(89年 インド バラトヴァン総合文化センター)など海外展にも出品している。
カテゴリー:作家
フォトモンタージュとは?【 美術用語 】 同一画面内に、異った二つ以上の映像を合成し、その効果によって異質なイメージの衝突を期待する手法。フォトコラージュはフォトモンタージュに先行し、ダダイストのリヒャルト・ヒュルゼンベックやラウール・ハウスマンらがキュビストたちのコラージュを発展させて開発した技法で1920〜30年代にかけて最も流行した。これは写真を切り抜いて、それを他の新聞の断片やデッサン等とともに、非論理的に貼りあわせるもの。この方法は、幻想や諷刺的な表現効果が得られ、政治宣伝、社会諷刺などダダイストたちの得意とするショック戦術のため好んで用いられた。フォトモンタージュは、合成写真ともいえるもので、二重ないしは多重露光によって撮影時に複数の影像を合成する場合と、引伸しの時点で、ネガを重ねて焼きつける手法とに大別される。この方法の代表的作家はジョン・ハートフィールドで、この手法により1930年代初頭にナチスを痛烈に諷刺した。また、これらの手法はマックス・エルンストによってシュルレアリスムにも用いられ、多く使用された。 |
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