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たにぐち くんび 谷口董美
1909年に徳島県三好郡辻町(現在の井川町)に生まれる。1964年没する。旧制徳島中学校を卒業後、小学校の教師を勧めるかたわら木版画の制作に没頭し、新版画集団や九州版画などの研究会に参加していた。一方では地元の仲間たちと美術グループをつくり、展覧会も開いた。1939年には両親の反対を押し切って上京し、恩地孝四郎の指導を受けた。翌年からは日本版画協会展に出品し、後に会友となっている。戦後は徳島に戻り徳島県展や四国洋画展で受賞し、四国中央美術協会や制作新樹社の結成に参加するなど、徳島を舞台に華々しい活躍を見せた。病のため55歳で死去。
カテゴリー:作家
アルプとは?【 作家名 】 1886年フランスに生まれる。1966年に没する(オランダ、バーゼル)。ワイマール美術学校、パリのアカデミー・ジュリアンに学ぶ。1912年ブラウエ・ライター、翌年シュトゥルムの活動に関わり、16年からはダダの中心的人物として活躍する。1925年にはシュルレアリスムの運動に参加。また1930年にはセルクル・エ・カレ、翌年に「抽象・創造」と、抽象美術の活動にも参加、ダダと抽象美術にまたがる幅広い活動を展開した。絵画の他にも、コラージュ、彩色レリーフ、ちぎり絵のコラージュ(ハピエ・デシレ)、彫刻等を手掛け、更に詩人としても活躍する。1954年ベネチア・ビエンナーレ展で国際彫刻大賞、63年フランス芸術大賞を受賞。1965年ロカルノ名誉市民となる。1958年ニューヨーク近代美術館、62年にポンピドゥ・センターで大回顧展が開催された。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年) |
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