ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


ウィルソン



ウィルソン



ウィルソン



ウィン



ウィークス



ウィーベルト



ウィーン幻想派



ウィーンコウボウ



「ウィーン工房年鑑」



「ウィーン工房の一作家の手帳」



「ウィーン工房の1906年1月24日の舞踏会への招待状」



「ウィーン市、シラー記念刊行物」



「ウィーン市舞踏会」



「ウィーンの風景画」



ウィーン分離派のための蔵書票



「ウィーン分離派の8年間」



Weight without Place No.1



ウェイル



ウェスレー



ウェッセルマン


<前 (15/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


たにぐち くんび

谷口董美

1909年に徳島県三好郡辻町(現在の井川町)に生まれる。1964年没する。旧制徳島中学校を卒業後、小学校の教師を勧めるかたわら木版画の制作に没頭し、新版画集団や九州版画などの研究会に参加していた。一方では地元の仲間たちと美術グループをつくり、展覧会も開いた。1939年には両親の反対を押し切って上京し、恩地孝四郎の指導を受けた。翌年からは日本版画協会展に出品し、後に会友となっている。戦後は徳島に戻り徳島県展や四国洋画展で受賞し、四国中央美術協会や制作新樹社の結成に参加するなど、徳島を舞台に華々しい活躍を見せた。病のため55歳で死去。


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

抽象とは?【 美術用語 】

語源はラテン語のアブストラヘレ。対象の構成要素のうち、或るものを他から切り離して、ひき出すこと。絵画や彫刻においても、対象の本質的要素を選び出して描写する点において、多かれ少なかれ抽象の作用が含まれるが、美術上この概念が特別な意義を持つようになったのは、1908年にヴォーリンガーが「抽象と感情移入」において、芸術の根本衝動のひとつとして抽象衝動をあげ、これによって原始民族や東方の諸民族の非抽写的な美術を正当に評価しようとしたことと、1910年にカンディンスキーが、初めて対象的事物を描かない絵画を発表し、1912年には「芸術における精神的なもの」において絵画への道のひとつの極として純粋抽象を論じたことに始まる。これ以降、外的対象的世界を描写しない作品が次々と現われ、非具象(ノン・フィギュラティフ)、絶対、非対象、非再現などと呼ばれたが、最も一般的な呼称として抽象が普及した。また、抽象の出現により、それに対抗して再現的な表現を総括するために具象の概念が使われるようになった。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

抽象

キーワードを含む記事
224件見つかりました。

  子供と伯母

  秋岡美帆

  アクション・ペインティング

  頭No.3

  吾妻兼治郎

  アブストラクション・クレアション

  カレル・アペル

  ある彫刻家の顔

  ジョセフ・アルバース

  ジャン・アルプ

  ピエール・アレシンスキー

  アンフォルメル

  イカロス III

  池田龍雄

  泉茂

  「一日の終わり」習作

  井上三綱

  猪熊弦一郎

  ニール・ウェリヴァー

  Waving figure - 29


<前   次>

徳島県立近代美術館2006