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こもと あきら 小本章
1935年東京都に生まれる。1958年岐阜大学美術工芸科を卒業し、62年東京教育大学芸術学科構成デザイン研修生を修了する。1971年から講談社フェーマス・スクールズにインストラクターとして勤務し、81年アメリカ政府給費研修員として研修旅行に参加する。内外の展覧会に出品し、1965年、66年シェル美術賞展佳作賞、80年日本グラフィック展フォトグラフィ部門特選、83年現代日本美術展神奈川県立近代美術館賞などを受賞。1981年「日本の現代美術」展(プラハ)、83年「現代美術における写真」展(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)などに作品が展示される。1981年ヴラツラフ市立写真美術館(ポーランド)で個展を開催する。写真を使って自然の風景とオブジェや現場でのスケッチなどを組みあわせた作品を制作、自然と描かれた色彩が同質化した作品は美術の新しい表現方法の1つとして注目される。
カテゴリー:作家
ルフとは?【 作家名 】 1958年ドイツに生まれる(ハーメルスバッハ)。1981年までデュッセルドルフ美術大学のベッヒャーの下で学ぶ。1981年のガレリー・リュディガー・ショトレ(ミュンヘン)での個展を皮切りに、数多くの個展、グループ展に出品する。1991年にはベルリンのマルティン・グロピウス・バウにおける「メトロポリス」展に出品、翌92年にはカッセル(ドイツ)の「ドクメンタ9」に出品する。美術大学在学中から、ルフは一貫して写真というメディアを通して表現に取り組んできた。その中でもとりわけ、ルフの名を高めたのは巨大な肖像のシリーズであろう。身近な知人、友人、後輩たちをモデルに、個人の人柄や個性を表現しようとするでもなく、カメラの目を通して実に淡々とあるがままの人を画面にとらえ、私たちが通常、想像する以上にそれらを拡大する。そこに生まれる作品としての新たな意味を付加しつつ、観る者に提示するのである。現在、デュッセルドルフ(ドイツ)在住。 |
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