ぐるぐるアートワード
データベースを使った楽しいサービスです。文中のキーワードをクリックすると、解説文があらわれ、同時に検索結果が表示されます。ぐるぐるキーワードをたどって遊んでみてください。
ぐるぐるもくじ


大きな木



大久保英治



大倉鶴彦翁夫妻肖像



大栗旌きん



大阪城



大阪府東区役所農商課



大沢昌助



大下藤次郎



大島哲以



大島成己



太田三郎



太田三郎



大智勝観



大束昌可



大塔宮之図



大西荘観



大沼映夫



大野幸彦



大野俊明



大野俶嵩


<前 (24/186ページ) 次>

●もくじのさくいん

    

    

記事カテゴリ

 すべて

 作家(1701)

 作品(1851)

 美術用語(163)

 その他(1)


おおやぶ まさたか

大藪雅孝

1937年京城に生まれる。実家は、香川善通寺市。昭和17年(1942)家族とともに帰国、実家のある善通寺市に帰る。昭和31年東京芸術大学美術学部工芸科図案計画専攻に入学し、在学中に第22回新制作協会展に「怪魚1」「怪魚2」を出品初入選する。同35年卒業。卒業後デザイン関係に就職するがその間も制作を続け、この年に第24回新制作協会展に出品し「反復する生」が入選。また安井賞候補新人展に出品。昭和37年第6回シェル美術賞展に入選、佳作賞を受賞。この頃から積極的に個展、グループ展を開き、団体展、公募展から離れる。以後現在に至るまで、在野精神を貫くそのスタイルは変わっていない。昭和39年東京芸術大学美術学部工芸科基礎デザイン研究室助手。同55年デザイン科専任講師、同57年助教授、平成2年には教授となる。この間、昭和52年にはモンゴルを取材旅行した。描く画題は花鳥、静物、風景、人物など多岐にわたり、しかもその制作技法もまた材質、技法にもこだわらずに日本画、洋画混合技法などで行われる。作品もまた、絵画、屏風、オブジェ、陶器と他方面にわたっている。(「東四国阿波讃岐風景画展」図録 1993年)


カテゴリー:作家
  いまクリックまたは、検索したキーワードの解説

印象主義とは?【 美術用語 】

19世紀後半のフランスに起きた最も重要な絵画運動で、その影響は欧米をはじめ日本にまで及ぶ。1874年春にモネピサロシスレードガルノワールセザンヌ等を中心とする画家が官展のサロンに対抗して団体展を開いた際、新聞記者ルロワがモネの「印象−日の出」をもじって彼らを印象派と呼んだ。印象派という名称はこのことに由来し印象主義という用語もそこから派生した。印象主義写実主義を受継いで特に外光派の戸外制作を重んじ、かつマネに啓発されて明るい色彩を用いて外界の事物を光をあび、空気で包まれた印象として表現した。光の変化に応ずる色調の変化や空気のゆれ動きを効果的に描くために、固有色を否定し、筆触を小さく分割し、色調を原色に還元したことが技法上の特徴とされる。印象主義は必ずしも体系化された理論をともなわず、組織的にはゆるやかな結びつきにとどまったため、1880年代以降各画家の個性の進展と円熟にしたがい、またスーラやゴーガンなど新世代の登場ともあいまって多様化の様相を深めた。

  画面右にこのキーワードの再検索結果が表示されています。そちらもご覧ください。

キーワード検索




けんさくけっか

キーワード

印象主義

キーワードを含む記事
29件見つかりました。

  印象主義

  海景−「聖クレア」シリーズより

  メアリ・カサット

  ヴァシリー・カンディンスキー

  カーナヴォン城の眺め

  アルフレッド・シスレー

  ポール・シニャック

  新印象主義

  ジ・エイト

  総合主議

  ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー

  ジョルジュ・デスパニャ

  ラウル・デュフィ

  ポール・デルヴォー

  ロベール・ドローネー

  ナビ派

  ヘルマン・バール

  表現主義

  カミーユ・ピサロ

  フォーヴィズム


<前   次>

徳島県立近代美術館2006