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イームズ



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さいとう よししげ

斎藤義重

1904年東京都に生まれる。古賀春江東郷青児らのアヴァンギャルド洋画研究所に学び、1936年二科展に初入選、38年絶対象派協会、九室会、39年美術文化協会の結成に参加する。1941年から出版事業などに従事して一時制作を中断するが、47年から再開し、美術団体連合展、モダン・アートクラブ展、美術文化展などに発表する。1957年日本国際美術展でK氏賞を、今日の新人‘57年展で新人賞を受賞し脚光を浴びる。以降1960年現代日本美術展で最優秀賞、グッゲンハイム国際美術展で国内賞および国際賞、61年サンパウロ・ビェンナーレで国際絵画賞など受賞を重ねる。初期は独自の抽象感覚を示す抽象作品やアンフォルメル風の作品を手がけていたが、1964年から素木の板を組み合わせたレリーフ状の作品を発表、78年からは同種の素材による幾何学的な立体作品も手がける。1964年多摩美術大学教授となり、86年まで後進の指導にあたる。1978年東京国立近代美術館で大規模な回顧展が開かれる。


カテゴリー:作家
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クロッキーとは?【 美術用語 】

短時間のうちに、鉛筆、コンテ、木炭などで写生した絵、または素描のこと。速写、あるいはスケッチともいわれる。これは、作品制作の途中で、作家がその着想や閃きを、簡単な材料でひとまず客観化するために、その形態の骨子を描き留めておこうとするときに描かれる。輪郭が重要であることは言うまでもないが、陰影や色彩などを多少伴うことがある。クロッキーは、作品完成のための準備作業の産物ではあるが、作家の創造意欲が最初に形態となって示されるため、生き生きとした創造の営みに、より直接的に触れることのできるものだと言われている。線画と混同されやすいが、線画は輪郭を基調とする絵画を意味するものであり、区別されねばならない。

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徳島県立近代美術館2006