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いけだ こそん 池田孤邨
1801年越後(現新潟県)水原に生まれる。1866年没する。名は三信、三辰、字は周二。自然菴、蓮庵、煉心窟、画戦軒、松軒などと号す。若くして江戸に出て、酒井抱一に入門。一門のなかで、其一とともに中心的役割をはたした。晩年には、中国絵画も学んでいる。抱一の『光琳百図』にならって『新選光琳百図』を著す。また、書画の鑑定に優れ、『抱一聖人真蹟鏡』を刊行するなど、抱一の鑑定でも役割を果たしている。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作家
素描とは?【 美術用語 】 紙などの表面に、人物・風景などを、単色の線で描き出したもの。陰影や色彩がつけられる場合もあるが、主体は線描である。用具としては、チョーク、クレヨン、木炭、メタル・ポイント・ペン・鉛筆などがある。制作の目的ないし動機により、クロッキー,スケッチ、エスキース,下絵、エボーシュ、カルトン,エテュードなどの名称で呼ばれるが、いずれにせよ本来絵画や図案を描くといった創作のための予備的、準備的段階の産物であり、ギリシア・ローマの時代から言い続けられてきたように、建築、彫刻、絵画をはじめ工芸類を含むあらゆる造形の基礎となるものである。造形教育の手段としてもその効用は認められている。しかし、近代ではその特有の芸術的価値が認識され、素描自体を目的とする作品が現われて、独立した絵画の一分野としてみなされるようになっている。20世紀のものでは、瀟洒さと的確さで知られるマチスや、ゆるぎない形と創意に満ちたピカソのものが有名である。なお、素描とドローイングなどにはニュアンスの相違があるが、普通はフランス語のデッサンとほぼ同義に用いられている。 |
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