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きくち ようさい 菊池容斎
幕府の先手与力河原武吉の子として、江戸下谷に生まれる。名は武保、通称量平。雲水無盡庵、雲笠翁などとも号した。伯父の養子として菊池家を継承。狩野派、南蘋風の画を描いた高田圓乗に師事。狩野派、円山四条派、浮世絵などの他、中国絵画や西洋画法も学んだ。一方で、有職故実を研究し、『前賢故実』10巻を出版。歴史考証にもとづく歴史画を描き評価を得た。明治9年(1876)のフィラデルフィア万国博覧会や翌年の第一回内国勧業博覧会で受賞。(「近代日本画への道程 「日本画」の19世紀」図録 1997年)
カテゴリー:作家
コブラとは?【 美術用語 】 1948年にアムステルダムで結成された芸術家グループ。カレル・アペル,アスガーヨルン,コルネイユらが実験美術家と称して集まったものである。コブラの名称は、結集した作家の生国が、デンマーク、ベルギー、オランダの三国にわたっていたことから、それぞれの首都のコペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムの頭文字をとってコブラと称するようになった。激しい筆触、鮮やかな色彩による表現主義的な作風が共通し、また、精神障害者や子供による作品に表現の可能性を見い出し、アンフォルメルの運動とも深くかかわりながら、ヨーロッパでの第二次大戦後の新しい絵画運動の代表のひとつとなった。しかし、グループとしての活動は短命で、3回のグループ展を開催し、3年後の1951年に解散している。 |
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