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しのみや きんいち 四宮金一
1938年香川県に生まれる。1964年に第8回シェル美術賞展佳作賞、65年には香川県展第30回記念賞、68年には四国現代美術展大賞を受賞する。1977年には奨学金を受けてニューヨークに渡り、ブルックリン・ミュージアム・アート・スクールに学ぶ。1982年には日本国際美術展大賞、同年、エンバ美術賞展、国立国際美術館賞、84年には日仏現代美術展大賞、85年にはジャパン・エンバ大賞を受賞した。彼が描く空間は、変形キャンバスと、歪曲された遠近法によってその方向感覚が失われてしまっている。また、まるで紙の端がめくれ上がったような表現は、虚構性を強調しており、陰影表現にしても、どちらが実物でどちらがシルエットなのかあいまいである。それは単なる視覚的な遊びではなく、実在と非実在の葛藤が、無機的な様相をとって、現れたものなのである。(「なぜか気になる人間像 徳島県立近代美術館所蔵名品展」図録(埼玉県立近代美術館)1992年)
カテゴリー:作家
ロココとは?【 美術用語 】 18世紀にヨーロッパで流行した装飾様式。バロック様式に続き、新古典主義に先立つ様式で、広く当時の建築、彫刻、絵画、工芸など美術全体にわたる様式。バロックとロココとは、直線を嫌い、ゆがんだ、凝った装飾を好む点では共通しているが、バロックの力強さに比べて、ロココはむしろ優美で軽快であり、S字形の曲線、非相称の装飾、シノワズリ(中国趣味)を中心とした異国趣味が目立っている。社会背景としては、バロック時代の壮麗な宮殿に対する、新時代の社交場である優雅なサロンの勃興、有力な宮延の婦人たちの趣味の影響などがあった。例えば、暗く重いビロードに代って明るい色の絹織物や錦が流行したのも婦人たちの好みによるものであった。絵画ではヴァトー、ブーシェ、フラゴナールなど、彫刻ではファルコネ、ピガル、建築では、フランスにおけるガブリエルの装飾したヴェルサイユ宮の諸室、ボフランの建てたオテル・ド・スービーズなど、ドイツ・オーストリアではキュヴィイエがバイエルンの宮延にこの様式をもたらすなどした。 |
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